ガレージFORMULAの村尾です。
今回は、NSR50の新品純正部品のお話です
たぶん、ミニバイクレースやっている人以外なら、そんなに買う事も少ないクランクケース(右側)
ミニバイクレースも、また1/100秒を競い合う競技なんでダメな部品はダメで交換しなければならないのは致し方しょうがないだけどね
それなので、クランクケースを注文したんですね
お値段もクランクケース単体で22000円くらいするんですね。もちろんクランクサイドやミッションのボールベアリングもシリンダースタッドボルトも別です
このままだと当然使え無いから、まずはシリンダースタッドボルトを入れて
まじかよー⁉️
新品だから多少硬いなら分かるが、ネジ山で2山で物凄く硬くなる
これ以上、締めたらネジ山壊れるよ。
一応違うスタッドボルト入れても同じ位置までしか入らない
それなら、となりのネジ山なら入るだろうとスタッドボルトを入れるが
こっちもダメじゃん!
しようがないからネジ山にタップ(雌ネジを切る道具)で修正すると、なんじゃこりゃ
下穴あってないのか?仕上げタップされてないのか分からないけど、、、
ちょっと待ってくれよ!
ホンダさんこりゃ無く無いかい
もし部品で買った人が無理矢理にボルト入れてしまったらと思うと
もし同じ工作機械を使って作った、現行車種とかの部品があったかもしれないと思うと
ぞっとする
そんな事は無いと思いたい
昔のようにバイクがバンバン売れる時代じゃないのはもちろん承知しているが、
創始者の信念を忘れない物作りをしてほしい
かつては部品精度世界一のメーカーだと思っていた、一個人からのお願いです
そしてMADE IN JAPANは伊達じゃないと、また世界の人々に思わせてほしい
ベアリング類も入れたから、やっとエンジン組める
本当、なんで新品部品でこんな事しなきゃならないんだろう
小排気量だと本気で部品を作んないのか
あーまたグチってきてしまった
メーカーの検品が昔のように厳しくないのか、こんな部品を手にする事が増えつつあるように感じるので。
これから、もし何か問題がある新品部品が出たらブログにてお知らせしますね。