4AG 20V LINK ECU現車合わせセッティング | GARAGE-ANNEX

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出張作業は毎度お馴染みウチダカーワールドさんのダイナパックお借りして、LINK ECUの現車合わせセッティングです。




エンジン本体は新規作成したAE111ベースのSTEP1.5仕様。TODA81.25ピストンにTODA264.264ハイカムの組み合わせ。VVT付きです。



元々当社スワップキットでAE111エンジンを搭載してあった車両に昨年LINK ECU取り付けしたのですが、セッティング中マフラーから少し白煙でてました。オーナー様そのまま乗っていた様ですが、オイル消費が多くなったとの事で今回エンジン新規製作となりました。




吸排気は当社オリジナルファンネル、エキマニ、タイプⅢデュアルマフラー、SARDのスポーツ触媒の組み合わせです。


新規製作なので実走行で400キロほど慣らしして、仕上げはダイナパックで慣らし完了させます。回転固定でマッピング進めていきます。




気温はわりかし低めで、湿度もそこまで高く無いですが、外は小雨降っていて気圧が低いので、その部分は条件悪いですね。



ダイナパックtcf1.0で155.9馬力でした。シャシダイだと187馬力位ですかね。この車両アルテッツァの6速ミッション搭載車なので、5速で測定した数値です。




参考までに4速で計測すると、シャシダイ換算だと190馬力位になります。




更に湿度の補正有りのSAE規格だと、シャシダイ換算だと194馬力になりますぬ。




前回の測定のグラフと重ねるとこうなります。同じ5速ギア測定です。気温は同じ位ですけど、湿度と気圧は異なりますので、あくまで参考値ですが、高回転域は別物ですね。




トルクもハイカム入れたからと言って、低速域が細る事も無く、中高回転域はかなりトルクフルになりました。こちらも別物ですね。ミッションとトルク特性のマッチング良い感じでした。