前回更新から間を空けずに更新。長い時は2ヶ月近く更新サボるんだがこんな短期間での更新は久々だ。まぁ不定期更新ってヤツ。ブロガーなんて呼ばれるのは真っ平御免。ただの議事録。生きた議事録で遺言の一つ。
前回更新の最後が旅の画像。今回は弾丸で5年ぶり5回目の東京への旅を書く。なかなか行く機会が無いけど今回も濃厚な日々だった。空は相変わらず四角い空だったが快晴も手伝ってまた想い出深い日々になった。思い出してここに自分自身を書き記す。忘れない為に書記長を気取りでフリップする。
金曜。早朝より出かける。新幹線は自由席でも快適。各所への連絡作業や読みかけの本読んだり前回のブログを仕上げる。気づけば横浜。日本改造計画大成功。この世に遠くて行けない場所なんてない無いのかもしれない。
新橋到着。こっからは仕事だ。ビジネスだ。
特にそれに関してはココに書く必要無いから省略。仕事は割と真面目にやってんのよ。食ってく為に意外とシビアに。
仕事終わり移動。田舎モンのおれは渋谷に向かう。日本の流行最先端って言われてる場所。昔からそうなのか今もそうなのか。この人の多さを味わうのは久々だ。渋谷だから若い人が多く少子高齢化のを疑ってしまうほど。互いに無関心を装って歩く。あの自意識過剰もこの道じゃあ関係ない。
目的はまずフライヤー配り。地元だろうが熊本だろうが渋谷だろうが何処に行こうともやる事は同じ。自分のフライヤーは自らの足で配る昭和式。楽な道に意味は無い。まだ夏が残る暑さの中頭下げて見知らぬ街を歩く。迷い、断られ、受け入れられ、減っていくフライヤー。
貴重なスペースありがとうございました。
そこからココに辿り着いた方、ありがとう。
ココも入り口の一つ。
んで、噂のルビールームへ。小箱だけど雰囲気最高で広島だったらジモカフェ＋agit＋ふらんす座みたいな感じかな。渋谷ど真ん中にあるカルチャースポット。
そこで偶然GROUNDCOVER.のタクローさんと邂逅。
先月出したアルバムがスゲー良くてサブスクだけどけっこー聴いてますって話しかけて盛り上がる。
まさかあの低音放つベーシストと会えるとはね。
だから旅は最高なんだ。
タクローさん、必ずまたお会いしましょう！
そして下北沢へ移動。
クアトロの有馬さん、exチェンバロの矢吹さんとは痛恨のミアミス。会いたかったぜ。
もちろん下北沢でもフライヤー配る。
何処の店も快く受け取って頂きました。元SHACHIの方にもここで出会う。続けるって話と終わるって話をする。
そしてフライヤーを持ち歩き回る。
流石下北沢だ。フライヤーカルチャーまだまだ現役。
昨年の土砂災害で何度も広島に来てくれたクワさん家へ泊まらせてもらう。
入ったら沢山のポスターに混ざっておれが作った企画のフライヤーが。
嬉しいなぁ。こうゆうの。
おれがクワさんと合流した目的は台風により大打撃を受けた千葉への復旧支援活動。
久々の東京で1日観光とかフライヤー配ったりしても良かったんだけどそれって何か違うなぁって思って、丁度クワさんが動くって事で一緒に活動する事に決めた。まぁノリすよ。ノリ。今更あーだこーだ言わねぇ。
早朝、早速クルマを借りて出発。
ホームセンターにてブルーシート、ガラ袋などなどを購入。ココは少し被災地から離れてるからまだまだモノはある。買い占め無いように慎重に選んで買い物カゴへ。
シンゴジラで見た事あるトンネルをくぐり進む
途中までクワさんとずっとバカ話しながら向かってたんだけど。被災地に入るとクワさんの表情が変わった。おれも口を閉じた。笑えない状況にお互い言葉を失う。
倒れた電信柱、折れた標識、根元から倒れた巨木、ブルーシートで補強された屋根。
着かない信号機。疲弊した人々。
現場へ到着。クワさんが物資を渡す。これはここのスタッフの方に付近の被災者さんへ配って頂きました。とゆうか物資不足のため、それは一瞬で無くなる。
物資は余ったりとかしちゃいけないから慎重に選んで持って行ったけど"助かります"その一言でおれも助かりました。チョイス正解。何一つとも無駄は無かった。
おれの今回の作業は被災したキャンプ場の復旧作業。
なんせ秋は掻き入れどきで、もし今シーズン稼働出来なかったら死活問題。笑顔で溢れるはずのキャンプ場も無くなっちまう。
おれはワークアウトとか言いながら彼岸島のキャラクターみたいに必死にひたすらに丸太を運ぶ。
フィジカル使うのがおれ流。
そして作業終了。
久々の作業で身体はバキバキだけれども。
これて良かった。
やっぱおれにはこんなのが似合う。良くも悪くもらしさ全開。
でもまだまだ復旧まで時間がかかりそうだ。
どうか目を離さないで欲しい。
残念ながらテレビや政府はアテにならない。現場でやってる電力会社や自衛隊はあの日以来変わらずリスペクトだけどね。おれが言ってんのはアイツらだ。わかるやろ？
言葉を失う光景。一昨年の熊本の仮設住宅を見た時おれは言葉を失った。今回もあの光景はおれから言葉を奪った。
次はどんな支援をしようか。いつ行けるかな。帰りにそんな話が自然に出てくる。
やっぱクワさんもスーパーヒーローの1人なんだよな。
クワさんが被ってたヘルメットが広島ハードコア
また行くってなかなか約束は出来ないけど、復興をおれは信じてます。
後方支援出来る事探します。
そして夜はVOLKIN初期メンバーのエダニと合流。相変わらずだ。
彼がいなかったらおれはまだバンドやってない。何度も何度も揉めたし、揉めたその倍笑いあった。悲しい別れにも立ち会った。出会った時には成人していたがもう20年。お互い修羅場続きの20年。今度はみんなで飲もうぜ。おれらはまだあと少し続けるから。5年のブランクなんかおれらの中には無かったな。だからお互い達者でな。
今回の東京遠征のメインイベントはこちら。
離婚後のおれの孤独を救ってくれた人に会う為。おれはアイドルとかタレントとかそんなのに全くもって興味ないのです。さらに言うとスポーツ選手やメジャーアーティストにも興味はない。リスペクトはあるけどね。会っても浮かれないし間違っても媚び諂う事なんてない。
昔シャレで地元のローカルアナウンサーを推してましたけどほぼそれはネタです。
そんなおれが唯一好きな人。
何かで見かけてハマっていつか会いたいなぁと思いながらイベントの日はおれのライブと被って(記憶が確かなら被り続けて6年くらいかな、それ以外でも支援や仕事と被ってた)タイミングが無くそうこうしていたらこの前年内で引退を発表。人生は1回しかない。いつかと思ってて鬼籍に入った人だっている。二度と会えないのは寂しい。それは人生でかけがえのないのは出会いだと知ってしまったからだ。
これまでのお礼を兼ねて会いに行って来ました。
おれは神とか仏とか頼らないし信じない。
祈ったとしてもおれ以外の誰かの事しか祈らない。
けど女神は存在したんだ。
実物は想像以上に美しく22くらいの時に見た柴咲コウを軽く超えた。
実はあまりの美しさにテンパってあんまり会話は覚えてないんだよね笑
その中で昨日の千葉の復興支援は大変でしたって言ったら少し悲しそうな辛そうな顔して深々と頭を下げてお疲れ様でしたって言ってくれました。
この人は生まれつき優しい人なのかご両親がしっかりお育てになったのかどちらかなのかはわからない。もしかしたらその両方かもしれない。その時改めてこの人を好きになって良かったなって純粋に思った。嘘みたいな世界で正直に生きてきた人なのかな。おれはそんな人柄も含めて好きなんだろう。
もっと話したい事はあったけど時間は無情。他にも彼女を待ってる人がいる。
思う事は本当に沢山ある。そしておれはこの女神から沢山の事を教えて貰った。
あの長いキャリアの中でグループの時は若いのもあって周りの先輩に押されてパッとしない時もあって悔しい思いもしたのだろう。心抉る様な演出に傷ついた事もあっただろう。もういいよね？まだやろうかな？の狭間で苦しんだのかも知らない。それでもキャリアを重ね唯一無二となった。諦めなかった、辞めなかった美学がある。
それは最後まで美学が美学だった。辞める時は沢山の感謝を伝え完全フェイドアウト決める。プロ中のプロ。あのパッとしない小娘がおれが避けて通れない程の美学とプロフェショナルを持った偉大な女優となった。
それは偏見の塊みたいなヤツには一生分からないだろう。事実を言うとおれはこの女神に沢山救われてきた。
おれは男ならボコられても中指立てるヤツが好きで女なら泣きながらも笑う様な人が好きなんだよ。買いかぶり過ぎかな？いやいやそれでもいいじゃないか。キチンと評価してここの歴史に刻もう。
言える事は会いたい人には多少無理してでも会うべしなんだよ。それはなんでかって？
会ったら分かるよ。スマートフォン越しじゃ分からない事の方が多いよ。
またいつか会えるかな。
それでも言い足りない言葉があるんだ。
おれらはまだまだやるよ。
ステージ最前線か作品で会おう。
表現の基本はライブ、音源、作品なんだ。
変わり続ける中で変わらないものを変わらない中で変わっていくものを。
同じ空を今も見てる
同じ空を今も
でわ
GAQ
