ドコモの新モデル。

ソフトバンクと同日、ドコモも新モデルを発表しました。


ソフトバンクはWiFiによる高速化が今回の新モデルのキーワードでしたが、BeeTVなどブロードバンドコンテンツをすでに押しているドコモはGPSがキーワードです。これはドコモが提唱しているライフアシスト、つまりケータイユーザーの生活・行動支援の取り組みの一環です。


定期的にユーザーの位置情報を取得して、電車の遅延情報などを提供します。位置情報は蓄積されることで行動情報となり、たくさんのユーザーの行動情報はデーターベースに蓄積・分析されて、さらなる精度の向上や、外部の企業のマーケティングサービスとして活用されていきます。


いつどこにいるかという情報が知られてしまうというのはあまり良い気持ちはしません。それへの対応はアノニマイズ（匿名化）というものになりますが、ドコモは手堅く組み立ててきていると思われます。


具体的には昨年末に提供開始されたコンシェルがユーザーに最も近い接点になります。ウィジェットはコンシェルとモバイルサイトとの中間的な立ち位置です。ガプスモバイルでもコンシェルとの連携をできるサービスのトライアル提供を先日開始しました。ウィジェットに配信した情報をコンシェルに抜粋して一行ニュース的なつぶやきができるものです。これまで以上にユーザーの注目を集めることができます。さらには、イベントをケータイ本体のカレンダーに書き込むことなどもできます。



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