半年ほど前から少し気になる事がありました
CT110 なんですがアイドリング時にゴ~ンゴ~ンと変な音がします
ギヤを踏み込むと止まるのですがニュートラル以外では異音がしません
普通に走ってますが少しパワー不足な気持ちもします
先日のオーバーホールでも治らず、今日はお天気も良くツーリング日和でしたが原因追求に費やします
おさらいすると
アイドリング時にだけ異音がする
エンジン回転数よりも遅い周期での音の間隔だ
エンジン回転数を上げると同調してタイミングは早くなるがエンジン音や排気音でかき消され聞こえなくなる
普通にクラッチハウジングのクラッチプレートのところの段付きでの摩耗でもなく
そもそもクラッチならばエンジン回転数と同じ間隔であるはずだ
クランク回転数からギヤ比で遅い回転数に落としたメインシャフトが怪しいし、カウンター シャフトはアイドリング時には回転していないので無関係なはず カも?
とりあえず右側のクラッチカバーをハズしてクラッチを取り外して確認してみる
ドリブンギャを回してみると何回転かに1度くらい回転が重くなる
ベアリングはこの前換えたしなぁ~
やりたくない感情と葛藤して仕方なくエンジンおろして分解することに
どうやらカウンターシャフトについてる1速用のギヤにガタが見られます
よくよく観察してみると心穴にはおそらく砲金を打ち込んで耐摩耗性を図っていたものの、その砲金が磨りへってるみたいです
こんなときに役に立つのが日頃から酔っ払ってポチりまくってる予備のエンジンです
ミッションを取り出して比較します
ガタガタでした
1速用のギヤ だけ 交換使用と思いましたが他にも砲金ブッシュ入れてあるギヤがあるみたいでしたのでミッションを丸ごと交換します
カウンターシャフトの径は14,2くらいですので中古でも大丈夫かと思います
しかし、なんだかんだで推定10万キロオーバーしてるだろう自分のCT
色々と問題出てくるなぁ~
組み上げて試乗しました
なんだかエンジンが軽く回るし久しぶりにあくまで自分のメーター読みで3桁行きました
距離を走られてるCT110オーナーの方はアイドリング時のゴ~ンゴ~ン音にご注意ください