先日入庫したカブの70
エンジン不調とのことです
あんまりキレイに仕上げてあるので気が付きませんでした
こういうのは直ぐに気付かないとイケませんねぇ
あちゃ~6ボルトですねぇ
となると不調原因が増えます
軽くキャブレター調整しても改善しないので
点火系の調整です
ポイントの接点をゴシゴシ磨きます
酷いのは表面が凸凹になってるので、その時は棒ヤスリとかも使います
棒ヤスリ使うと極端に接点が減りますが、それだけ深く凹んでる件も有ります
自分のヘタレな経験だとポイントは接点が無くなるまで使えると思ってます
新品に換えたら、そりゃ新ピカなので調子良くなるはずです
接点が残ってるあいだは多分磨いてフラットにしたら大丈夫ですねぇ
ポイント磨き終わってフライホイール組み付けの時に違和感
ウッドラフキーが仕事してない
クランク軸のテーパー部にキー溝掘ってソコにキーをはめ込んで出っ張りを作りフライホイールの溝欠き部に合わせてはめ込みますが
キーが極端に小さくてキー溝に収まってて出っ張ってない
ん?何で?
とりあえずキーを取り外します
上のが通常のウッドラフキーで下のが今回のキーです
虫眼鏡で見てみると、少々ヤスった痕跡があるみたいです
そう言えばムカ~シムカ~シ高校生くらいの時に点火時期変更するために、そんなことしてたのを思い出しました
ウッドラフキーの出てるところを半分程度削って意図的に点火時期変更したりする「カスタムパーツ」も売られてました
何故か?昭和の時代当時には商品の横に
「高級」
「プロ用」
「レース用」
とかなんかのフレーズが書かれてました
友達がウインカー点滅タイミングが早くなる通称ハイフラッシャ-とかの製品を買って来て取り付け頼まれたときもパッケージには「レース用」と書かれてました
高校生ながらに
「レースでもウインカーは必要 なんだなぁ~」
とか騙されてました
今でこそ一流のアフターパーツメーカーで名の通ってる会社ですが名誉のためメーカー名は伏せておきます
当時のボアアップキットも純正をボーリングしたモノが普通で排気量鋳型表記も49CCのまんまでしたし、6ボルト用の純正の通称41カムなんかも無加工でハイカムとして売られていた時代でした
ウッドラフキーが無いハナシに戻しますと、フライホイール組み付けトルクが弱かったり急激なエンブレとかオーバーレブとかの影響で後々点火時期が狂ったりしていたとか記憶してます
おそらくは点火時期変更を狙った加工?なのかも知れません
既存のウッドラフキーを少し変形(ドツき)させて再び収めて飛び出すように組み込みます
ん~こんなことせんでも6ボルト車両は他の方法で点火時期変更出来るのだけど…
通常通りに組み付けてタイミングライトで確認調整したら普通に調子良くなりました
今日、やっとアマゾンから発電機の部品が送られて来ましたので次は発電機修理です