先週、急に休日出勤になったのでその振替で3連休になりました


そういえば2カ月くらい前の海の日の時も仕事でオジャンになったのでその時に行こうと思った四国に行くことに


だがしかし3連休や大型連休になると 「国道九四フェリー」の1便あたりバイクは5台まで

と言ったヘンテコな規則で急に予約してもとれないし、そもそも計画してる人は2カ月前の予約開始日に速攻で予約するので、もはやプラチナチケット状態になっております

九四フェリー様、どうにかしてくれんもんかなぁ~

帰りの月曜日のはたまたま空きが出たのでとれましたが行きは金曜日の夜の最後の便を予約しておいてチョコチョコ予約状況をチェックしていたら 土曜日の昼過ぎに空きが出たのでソコに変更しました


予約は取れましたが出港30分前に到着しないと予約が無効になります

道中、パンクとかしたら修理に1時間くらい掛かるし…とか心配性なので2時間前には到着予定で出発します


今回はいささか不安材料もありますが耐久試験も兼ねて最近レストアしたモトラでの旅にします

もしも途中でマシントラブルでリタイアの時は


「ネタ!」


にします

レンタカーで軽トラックを乗り捨てで借りて乗って帰るか、小さいバイクなので五分割くらいに分解してヤマト便で送って公共交通機関で帰るか

まぁ何処ぞの偉い人が言ってた


「心配事の九割は起きない!知らんけど!」


起きたときは、またネタとして楽しみます

ファミリーバイク特約なのでレッカーは無料サービスでは無いけどJAFに入ってるので最寄りのレンタカー屋さんかヤマト運輸の営業所くらいまでは運べるでしょう


朝五時半くらいに出発します



前夜にパッキングであれやこれやで結果リヤにダブル箱になってしまいました
後ろから見た人は箱が走ってるように見えるかもしれません
上の箱には比重が軽い寝袋衣類とか、フロントキャリアはフレーム延長タイプなので重い工具や予備部品は前に積みます

どうやらモトラは前のキャリアのほうが力持ちみたいです

早朝に出発したので大観望を通過します


30点位の雲海でしたが、まぁ出てるだけでも良いと思うようにします

向こう側に見える 涅槃像に向かって旅の安全をお参りします
「ナンマイダブナンマイダブ…」

しばらくすると

地元大牟田周辺のハーレー愛好家グループのsamuさんが来られました
何でも大阪からの客人をツーリングガイドしてるそうです
阿蘇を知り尽くしたsamuさんに案内してもらうならば効率よく回れるでしょう

右側の箱を2個も積んでるカメムシ色のバイクがsamuさんのハーレーです




ウソですよ~


その後、瀬の本の三愛レストランから竹田市まで走ってるときに
下り坂ばかりなので必然的にエンブレ状態を多様します
少々スローが薄いみたいでアフターファイヤーがたまに起きてました
 
次に休憩したときにスクリューで調整しようと思いながら竹田市を過ぎたあたりを走ってるときに赤信号が見えたのでエンブレを掛けて惰力で走ってたら

渾身のアフターファイヤーが

「パ~~~~ン!」


と爆音で鳴り響き、次の瞬間
「ベリベリベリベリ」
と下品な直菅サウンドが鳴り響き慌てて停車



エキパイが折れてます
折れたときの画像はありません
テンパってて撮り忘れてました

しばらく色々と考えて見ますが妙案が浮かびませんし、今回の旅はココでオシマイでどうやって帰るかが新たなミッションになるとかパニック状態になっていて、いや待て、あと二時間くらいで修理出来たらフェリーに間に合うし

そういえば昔お付き合いがあった大分市のバイク屋さんがあったのでソコまで行けたら修理してもらえるかもしれないとか

ココは昔レース時代に叩き込まれた諦めの悪さ全開でヤルだけヤルに切りかえます

折れたエキパイにアルミテープを巻き付けてホースバンドで縛って走ってみます


その時の残骸です

最初は良かったけど直ぐに排気漏れしだします

道端でバイクの周りにキャンプ道具や工具を散らかして作業してるので当然目立つのでしょうか、散歩しているみたいなお爺さんが話しかけてきてきました

イメージだとこんな人


大滝秀治風のそのお爺さんに説明すると、なんと修理してくれそうなところを紹介してもらいました
しかも直ぐ近く数百メートルのところです

そう言うと、そのお爺さんはス~と去って行きました。
きっとあの老人は朝方お参りした涅槃像の仏様だったのかも知れません

真面目に生きてる自分にご褒美をくださったのかも知れません
今後も真面目で地道でちょとイヤらしく生きていきます

そして、その修理してもらえそうなところに相談したら快諾してくださり、その場で修理してもらいました


修理費も格安でしてもらい感謝感謝です

トラブルから解決まで約1時間くらいのロスでしたが早く出てたおかげで、まだフェリーに間に合いそうです
まだまだ運が残ってるみたいです

しばらく走って、またアフターファイヤーが起きてるので今度はさっさと停止してエアースクリューを調整します
アフターファイヤーはマフラー内での爆発なので弱いところを攻撃すると思われます
アフターファイヤーを起こしてるバイクは早めに 対処しないとマフラーのトラブルを引き起こします。と、エラそうに


無事にフェリー乗り場には1時間前に到着して四国入りしてからは

「停まらない男Gappy」

の異名のとおり、停まるのは赤信号と給油と立ちションだけ!

約四時間走りっぱなしで


しまなみ海道までやってきました




今夜は見近島での野営です

同じ日に四国に行くことになっていた 熊本のアンツさんとココで合流してるので夜も退屈しないです
ブルータスグレーにオールペンされたCT125です
やっぱりプロが塗ったらキレイです


その後2人ワイワイやりながら就寝します

次の日に続くかも