先日最高速アタック中にスピードメーターを 「ガン見!」




したためか見ている目の前で針がポキッと折れました



幸いにも0キロのところにストッパーが無いタイプでしたので針の付け替えで修理出来そうです



50ccなのに70キロまで表示があります

確か?83年か84年くらいから50ccの新車販売で
「60キロ規制」
が行われ始めましたのを当時中学生だった自分は雑誌の「オートバイ」の記事で知りました

 なので免許を取った時は既に新車は60キロ表示のスピードメーターでした
たまに、お母さんが乗ってたのを譲り受けたヤマハのジョグとかを乗ってた人のは70キロ表示の通称規制前ジョグとか呼んでたりしてました

その時に真面目に本気でホンダ社がデチューンしたホンダのMBX50は俗に言うところの機械式リミッターとか呼ばれていてキャブの小径化やマニホールドの小径化やポートタイミングや穴径の縮小化やマフラーの極細化や点火時期の変更等々でどんなに頑張っても60キロも出なかった機種が有り、良く調べもせずに安いからとの理由で買ってしまって高校生の間それに乗っていた気の毒な同級生がいました

ホンダ以外のゼロハンスポーツのヤマハRZやスズキガンマ等は電気式リミッターの採用でパーツメーカーから「影武者!」とか何だとかのリミッターカット部品をポンとつけたら90キロくらいは出ていたとか記憶しています
多分、ギヤポジションのセンサーで設定した回転数に達すると点火時期を遅くしていたか点火をカットしていたかの理屈だと思いますが今なら自作出来ると思います

数年後にホンダも電気式リミッター採用のMBXを販売したと記憶しています
その後は小さなレーサーレプリカのNSR50の登場で日本中のあちらこちらでミニバイクのレースが盛り上がり、後に世界グランプリでも活躍するようなレーサーをたくさん輩出されました

ハナシそれましたが70キロ表示とかの速度計だと83年くらい以前の車両と言うことになります

ん~。40年も前のハナシか



ボロいバイクばっかりイジってると自然に身につくスピードメーターの分解
小さなマイナスドライバーでグリグリホジホジしていきます
ある程度広がったら普通の大きさのマイナスドライバーで更に広げます



ガラス面が取れたら針の交換ですが手で振れた瞬間にポロポロと崩れ落ちました
相当に日に焼けていたのでしょう

ガラクタの中からテキトーな針を見つけて針穴のサイズに穴を拡げて差し込みます
元はオレンジだったけども赤いのしか見付かりませんでした
まぁ良いでしょう


再びガラス面をはめ込み、さっき拡げたところを今度はカシメていきます
小さなカナツチで潰していきます



ん~良い感じです

なるべくは純正の部品を残すようにしていきます

あと12ボルト化したのでウインカーリレーとかホーンや各電球も12ボルト用に交換したのですがホーンが
「ぺこ!」
と、小さく鳴るだけなので調整します


センターのナットを緩めると


ボルトの中心にマイナス的なミゾが切られてます



テキトーに締めたり緩めたりして音が最高にウルサイところに合わせたらセンターナットを締めます

コレで元気なホーンになりました

いつまでも未完成な気がします