モトラ塗装の続きです


平板を溶接してますが
リヤフェンダーがヤレくそなのに比例して、その他のウインカーステーも腐っています


調べもせずに、「どうせ純正は廃番なんでしょう?」とかボヤキが出るくらいモトラは廃番部品ばかりです
なのでホームセンターから鉄の平板買ってきて自作します



下は純正でほぼ半分以上サビで肉薄になっています
上は自作のバチモンです



純正のウインカーが付いたから良いでしょう

どう言う訳か分かりませんが、自分は修復作業の際は純正の灯火類を好んで使います
何となく、その時代の雰囲気を反映してるのが灯火類だと思ってます
80年代初期は角型のデザインが多いような気がします
角目カブやセドリックやクラウンも角張ってました
自分は60~70年代の電気機器やクルマや時計とかのデザインが好きなんですが曲面などの制作はローテクな時代にさぞや職人さんが活躍したと思われます

ハナシそれましたがノーマルウインカーは好きで使っています
元XL230の純正ウインカーはあまりにも貧弱過ぎたので変更しましたが…



コイツもバチモンのフル自作マフラーですがヒートガードは純正があるので長ナットを溶接して



純正(風)にします




塗装する前に12ボルトにするために配線を変更しました
レギュレターはアマゾンとかで千円程度で売られてるホンダ原付全般に合うものです

赤はバッテリープラスへ
白は元々の白と
黄色は赤とつながってますが黄色の線が無かったので赤を使ってますが、メインハーネスの黄色の線から割込端子でつなぎます
黒はアースにつなぎます

多分コレで合ってるとは思いますが、あんまりアテにしないでください


キャブは右斜め前方向きになっていますのでエアクリーナーのスペースが有りませんが、ガラクタの中から曲がってるのを見つけて着けてみたらギリギリ回避出来ました
フェンダーにも間一髪で当たりません

ん~?確かこのパワーフィルターは最高速度が落ちるのでボツにしてたような気がします
まぁ良いか

とりあえず作業が終わったのでエンジンに火を入れます

当たり前だけどもエンジン掛かりました

この時点でお盆休み最終日の夕方

スプロケットのギヤ比の予想が当たっているか気になっていたので近所を乗ってみます


マニュアルクラッチも少し硬いけど普通に使えます


気になっていたテキトーに作ったマフラーのフン詰まりも無く107cc独特のトルクごりごり感で進んで行きます



え~と
このバイク面白いです!
小さいので道路の穴ポコとかは気を付けなければなりませんが、何となく高校生の時に戻った感です

気になる最高速度はサーキットにてメーター読みで80キロくらい出ましたが、その刹那メーターの針がポキッと折れました! 

「メーター修理かよ~!」とか叫きながらもスプロケットの選択はだいたい良かったと思います

あと、このバイクで80キロ出すのは自殺行為かも知れません
 頑張ればもうちょと出るかも知れませんが
怖いです


前進3速も、いかがなものか気になっていたのですがまぁそれなりにギヤ比を広げてあり大丈夫みたいです
ちなみに自分のモトラは一次減速比は18-67で3.722
二次減速比は16-37で2.31です

鉄カブ50のギヤ比と比較すると1速3速は同じですが2速が鉄カブが1.764  モトラが1.822と少しロー気味みたいですので、そのうちカブの2速に換えるかも知れません

この後、延々と細かい手直しが続くと思いますが、とりあえず作業修了です