最近、通勤に使用しているベンリィ号


気付かないふりをしていましたが





左側のマフラーエンド部にオイルがベッタリ


ムムゥ~。上がりか下がりかどっちにしても燃焼室にオイルが入っているのです。

日に日に白煙も出だしたので今日の休みにとりあえず修理します。

その前にオイル上がりか下がりかかどっちか見定める必要が有るけど自分の願いを込めて下がりだろうと言うことにして今回は対処します。

ピストンとシリンダーの隙間が大きくなってガバガバになってピストンリングの下からオイルが漏れ出すのがオイル上がりで
シリンダーヘッドの主にバルブに付いているオイルシールとかシリンダーヘッドガスケットからオイルが漏れ出すのがオイル下がりとか言われています。

上がりの場合はシリンダーやピストン一式を全部交換するかオーバーサイズのピストンに合わせてボーリングを行うみたいな、それはそれはお金が沢山掛かる修理になります。

下がりだとバルブステムシールを交換して治る事が多いです。
バルブステムシールだと1つ数百円ですので上がりに比べると安価で済みます。


んが!バルブスプリングの分解とかの非常に激しく大嫌いな作業が必要になります。

お金は無いけど暇も無いけど、無理くりして何とかなるのは暇を作るほうです。


昨日の夜にエンジンを降ろして今朝から作業します。




ちょいとカブとは勝手が違うけど上死点とカムスプロケ位置を確認しておけば、まぁ組み上げるとき大丈夫でしょう。 多分?

1気筒あたりバルブが2個なので合計4個バルブシールの交換です。



ん~。昨日からエンジン掛けてないですがピストンの上にオイルが溜まっていますし燃焼室もオイルで湿っていますので、多分オイル下がりかも知れません。




他に使いようも無いバルブスプリングコンプレッサーを久しぶりに取り出します。



苦手なコッターの取り扱い







折角なので、ついでにバルブのすり合わせもしておきます。




むしり取った旧いステムシール。

この後組み込んでエンジン積み直してみました。

嘘のように白煙が止まりました。

あ~良かった。良かった。

明日は久しぶりにハンターをイジります。
多分。