先日入手したミニ焚き火台を使ってみて、その他の道具も揃えたくなるのが男の悲しい嵯峨です。

小さなたき火台なので燃やす薪も細い木でなければなりません。

そこで細い薪を作るのが「ナタ」です。

まぁ本物のナタを持ち歩くのも重いし物騒だし、ホームセンターに見に行ったら
小さなナタ「レジャーナタと一般に言われてるらしいです。」が売られてました。

あぁ。これで調度良いなぁと思ったら、大体3000円位という天文学的な数値が表示されています。

ちょっと高くて手が出ないので退散して、その足で近くのバッタ屋で良いものを見つけました。

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結構大きなスパナ。150円。
年期が入ってます。

ナタの代用の金属なら平ヤスリは固すぎて粘りが無いので折れるかもしれないので、やっぱり工具の鉄じゃあないかな…とか思ってました。

スパナ類ならクロームバナジューム鋼だろうし、しかし高級な工具は固すぎて加工の際に穴あけが難しいかもしれません。

比較的に安いスパナはCR-Vみたいな刻印が有りますが高級な工具はその横に「Ni」など記されています。

CRはクロム
Vはバナジューム

Niはニッケル
だったかな?


なので、安物のスパナの方が加工しやすいです。

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高速カッターでぶった切ります。

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ゴイゴイ落とします。

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刃になる部分を落としていきます。


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形になってきました。

次は持ち手です。

本来は樫の木で作るのが良いのですが、そんなもの有りませんので比較的硬くて入手しやすいヒノキのなるべく目が詰まった部分を使います。



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ステイン塗ってみます。

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物足りないので、少し焼き入れます。


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う~ん。良い感じになりました。

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「ムフフ…今宵の斬鉄剣は一味違うじょ。」

大体子供の時から刃物を持つと、こんな台詞をブツブツ言ってしまいます。

男っていうものは、そんなこんな

「おんな子供が扱える代物じゃねぇ!」

的な、めんどくさいモノが大好きなんですねぇ。

又、めんどくさい道具が増えました。