先日組み上げたエンジンの耐久テストで、早朝から阿蘇まで走って来ました。

心配していた震動などは無くて良く走ります。

まぁ250キロ位の走行でしたが、不安要素もなく普通に走れました。


イメージ 1


半端な雲海も見れました。

帰ってから、今後の作業計画の段取りを少し。

ピストンを色々と探していて、安かったので試しに中古で買ってみたピストンです。
54Φなので113ccになります。
寸法データの採取なので中古で構いません。

イメージ 2

予測道理にピストンハイトが高すぎますので削る必要が有ります。

旋盤で落としますので、その前にピストン固定用具を作ります。

イメージ 3

鉄板を削って、ピストンスカート内の寸法と合わせます。

イメージ 4

イメージ 10


バッチリはまります。

イメージ 5


ピストンピン用のアンカーボルトを作ります。

イメージ 6


ピストンピンはセンターには空いてないので少し芯をずらしてワッカも大きめに作ります。

これで固定出来ます。
スカートを直接バイスしたりすると割れるか傷つけます。

イメージ 7


サクサク削ります。

イメージ 8


二個買ったので、旋盤加工前と加工後です。

イメージ 9


CTのピストンとピンで連結しての比較です。
右がCTです。

う~ん。
肉厚の理由で、これ以上ヘッドを削れません。
超ハイコンプになり、このままでは使えません。
シリンダーに下駄履かせてカムチェーン伸ばすかとか、ヘッドのほうを削るかとか、課題が残り実行までは対策が必要です。
また、ぼちぼち考えます。