私が小学校のころの話。
納豆好きの母が、どこから仕入れてきたのか「納豆レシピコンテスト」なるものに応募。
色々試作品を作ったのだろうが、はっきり覚えているのは、
「美味しい~!!天才すぎる~!」
と母がテンション高く晩ごはんで出してくれた「納豆春巻き」。
その名の通り、春巻きの皮で納豆を巻き、揚げた...以上!という、とてもシンプルで納豆好きにはたまらない(?)一品。
ちょっと細めの春巻きにしてあるのがポイントで、小学生の私は、お母さんの普段のご飯と変わらぬ「普通のおいしさ」で食べた記憶があります。
しかし、母が横で
「ねぇ!美味しいね、これ!」
「お母さん、これは入賞しちゃうよね!」
「んー、美味しいっ!」
とむっちゃ盛り上がって食べている雰囲気にのまれ、
「これは大発明の食べ物だ...」
「そうに違いない…」
という気持ちになっていました。
すごい素直な小学生だな~(笑)。
我が家でブームを博した納豆春巻きでしたが、いつの間にか作られなくなっちゃったのはなんでなんだろう。
もう一回食べてみたいなー。
今度山形に帰った時、母にリクエストしてみようと思います。