8/1(土)梅雨明け宣言が出たね!
やったー!やる気まんまん。

「失恋博物館 in Summer2020」の稽古でした。
この日は1日、本番会場であるラゾーナ川崎プラザソルでの稽古!贅沢です。

劇場稽古なので、実寸で舞台を組む。
強力な換気設備な上に、広く、間隔をあけて稽古ができる。本番同様フェイスシールドもつけてやりました。

生きづらい世の中での僅かな楽しさ。大切。 

ちょっとだけ話を脱線。

そもそも、「劇場」と認定され、そう呼ばれてる場所は、一般の方からすれば三密の印象があると思うけど、換気機能に関しては一般の施設よりも本当に強力なのです。そう作られてます。

演出や、照明効果で大量のスモークを使います。そして、それを即座に排出する能力を持っています。持っていなきゃいけないから。
でないと、消防法や煙探知機にも引っかかる。

そして、観客は基本的に舞台に向かって前向きに座るし、話すことなく静かに観劇する。

そう、観客がマスクをし、除菌や対策を徹底すれば、リスク的には電車やお店や会社などよりも安全な場所なのです。リスク的には。
それに加え役者が、マウスシールド着用、劇団によってはビニルカーテンを客席との間に設置など過剰な対策もしています。

当失恋博物館では、客席がなく自由に好きな位置で観ることができます。
だから、距離を常に保つことができる。
気になる人は、離れて、移動してみればいい。

360°舞台。どこからでも楽しめます。

だから、安心して観にきてください。

最近、演劇や劇場に対する風当たりが一気に悪くなってきました。
が、話題になった劇場での公演がどういう形式であったか、なにをしていたのか、ちゃんとした情報と知識と良識で見てほしいなと思います。

そもそも「演劇」って主語がデカい。

団体や劇場は沢山あって、それぞれが、職場だし、会社だし、個々の団体で、そのうちの1つなんだよ。
例えばとある建設会社で陽性者出たら、建設関係の仕事は全てやめろ!っていうのかな。

主語は大きいのに、視野が狭いやつ大嫌い。

まずそもそも、この陽性者ってどういう意味でどういう状態の人なのか。

声が大きい人たち。
みんなちゃんとわかってるのかい?
未知の感染症で、少しずつ解明されてるわけだけど、情報を常にアップデートしているのかい?
マスクの意味、ソーシャルディスタンスの意味、殺菌、除菌、抗菌の違い、本当にわかってる?ちゃんと勉強してる?

してないやつが「責任」という、自分の言葉には責任を持てないのに、使いきれもしない武器を振りかざしている気がします。

広く、深く、本質を見よう。
情報をちゃんと判断する。
知識、知識。
そして、人を想いやる心。

ダサい大人になりたくないねえ。

話を戻す。
まあ、とにかく、「虹の素」も「青の素」も「失恋博物館」でも、やることちゃんとやっていますので、「安心」して観にきてくださいってことです。



こちら、役者たちとゆるーく撮った宣伝動画です。見てね。

さて、この日は全チーム、全キャスト揃っての稽古でした。

稽古場風景。
「月と走りながら」
遠藤由実ちゃんと保木本健太。
キュンキュンしろ!
色々芝居に口出ししに言った時の様子。笑


演出作品の「アンケート3」の三人娘とぼく。
失恋博物館の雰囲気をぶち壊す作品です。
本当に楽しみ。
失恋博物館では絶対に使うことはないと思っていた照明機材も使いますよ。笑


脚色脚本作品「たんぽぽ珈琲」の佐上優くん。少し抜けてるけど真っ直ぐで素直なやつ。黒い。
同じく「たんぽぽ珈琲」で優くんの奥さん役の中原衣理ちゃん。今年2月の劇団Q+で出会って、一緒にお芝居やりたいと思っていたひと。いいよ。


虹の素準劇団員の平さんと、失博常連の佐々木ゆいこ。この二人共演すると必ずいつも絡む。


「百鬼夜行、朝まで。」の中川ミコさんと、鬼木元子ちゃん。と演出の熊手。
桜木想香の短編作品で実は一番好きな本かも。
これは本当に鬼作。すごい作品になるよ。

そして、遂に稽古に合流!
今回のゲスト枠、横浜出身、横浜の区民ミュージカル、劇団ひこばえ出身ながら、東京に魂を売った(笑)という目崎剛さん率いる、東京の劇団、たすいちの皆さん。
(紹介の仕方ひどいかも😅)
「ここはまかせて先にいけ」
バスケットと恋のお話。すげーわくわくする。
お楽しみに。

失恋博物館会場はこんな空間です。


虹の素 短編集
『失恋博物館 Summer 2020』

すべての愛の行き着く先は、哀しみ。

かなしみの伴わない愛なんて、世界中のどこを探しても存在しない。かなしいということは、そこに愛があったということ。 だとしたらきっと、ここは愛の墓場なのかもしれない。

悲恋だけでなく、くすっと笑ってしまうものや、心温まる物語まで。甘くほろ苦く、観終わった後に優しい気持ちになれる、「切ない」短編集シリーズ。

毎年12月に上演していた冬の風物詩が、5年目にして初の「夏」開館。

ー君がいたのは、あの夏だったなー


【日程】  2020年8月15(土)~16日(日)

※入館時間

○8月15日(土)
14:30【A】/15:30【B】/16:30【A】/17:30【B】/18:30【AB】

○8月16日(日)
12:30【A】/13:30【B】/14:30【A】/15:30【B】/16:30【AB】

※当失恋博物館は、「開演」という形式をとらず、常に開館しており、1時間毎に【上演A】と【上演B】が交互に上演されています。

※お客様は入館から2時間、館内をお楽しみいただけます。その為上演ABすべての作品をお楽しみいただけます。

※詳しくは「入館時間と感染拡大防止の取組について」をご覧ください。


○会場
■ラゾーナ川崎プラザソル
(JR『川崎駅』直結。ラゾーナ川崎プラザ5F)

○チケット
■一般2500円/高校生以下2000円

【ご予約はこちらから】

または僕まで直接ご連絡ください!
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○展示作品

【A上演】

『月と走りながら』
□作:桜木 想香 □演出:宮本 悠我
□遠藤 由実×保木本 健太

『百鬼夜行、朝まで。』
□作:桜木 想香 □演出:熊手 竜久馬
□中川 ミコ(遅咲会会長)×鬼木 元子

『ここはまかせて先に行け』
□作・演出:目崎剛(たすいち)
□大森 さつき×鳥谷部 城×星澤 美緒、細田 こはる(以上、たすいち)

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【B上演】

『もう逢いにこないで』
□作:桜木 想香 □演出:木之枝 棒太郎
□すやま あきら×佐々木 祐衣子×平田 剛

『アンケートFile.3』
□作:桜木 想香  □演出:木之枝 棒太郎
□篠田 果鈴×初芝 かやの×石田 柚香利

『たんぽぽ珈琲』
□原作:「戦争めし」©魚乃目三太 秋田書店2015
□脚本:木之枝 棒太郎 □演出:熊手 竜久馬
□平田 剛×上田 尋×佐上優×中原 衣理×西本 彩也香

『ホームにて③ー甲子園ー』
□作:熊手 竜久馬  □演出:宮本 悠我
□熊手 竜久馬

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お問い合わせ
info@nijinomoto.com

虹の素HP
https://www.nijinomoto.com

失恋博物館ページ
https://www.nijinomoto.com/sweetsorrow

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おまけ。


8/6(木)に秋田書店より全国発売されます、
魚乃目三太作「戦争めし6」の帯と巻末の後書きに、虹の素短編集「失恋博物館 in Summer2020」の情報が掲載されます!
当日、コミックスの販売もします。
こちらもぜひ、お手に取って頂けたらと思います。


よろしくお願いいたします。