■ 原さんは人間的に凄く良い人だと思う
今回の日本代表は「王JAPAN」とか「星野ジャパン」とかいうように、監督が前面(全面)に出てない、監督が黒子に徹してるから良い、という見方もあるようですが、もし、万が一にも「第2ラウンド」くらいで敗退するようにことになったら、、まぁ、間違いなく「監督の責任」ということになるでしょうね。
原さんは、多分、人間的には凄く良い人だと思います。私はアンチGだけど、原さんに関しては特に何とも思ってないですから(それだけ強烈な個性がない、ということでもあるけど)。選手の素朴な疑問には真っ直ぐな瞳で受け止めるだろうし、コーチ陣の意見にも素直に耳を傾けられていることでしょう。
■ 「愛」で勝てたら世話なし
原さんは「ジャイアンツ愛」という標語が示すように、ジャイアンツ一筋の人であります。選手・監督時代を一貫して「巨人」で勤められてきてます。日本中のプロ野球ファンの注目を浴びる巨人で、尚且つ選手時代はその四番を張られたことからも、本当に、超エリートという称号が相応しい人物であることは間違いないでしょう。
■ 巨人の生え抜きの中でもトップエリート
ただでさえ注目が集まる巨人で、さらにその四番だったということが、どれ程の「重圧」だったのかは、私のようないちプロ野球ファンでは想像できないことなのですが、それを生き抜いてこられただけの「タフ」な精神力は持ち合わせておられるのだろうと思います(思いたい)。
■ 偏狭のオールスターを率いて
侍JAPAN(日本代表)は純然たる「オールスター」のチームであります。巨人も長嶋政権下の1994年くらいからオールスター以上のオールスターチームを作り上げることに邁進されてきておられますが、いくら現ナマを積んだところで、「松坂」や「イチロー」が極東のいち辺境(偏狭かな?)の球団に来てくれることなどありえず、そういう意味でも「侍JAPAN」は真のオールスター(にかなり近い)なのであります。
■ セでは圧倒的な戦力の巨人
昨今の巨人であれば、監督は何もせずとも、ただ座ってさえいれば年間100勝できる、などと揶揄されてもいますが、そんな声が出てくるくらい、他の球団と比べると「戦力差」があるわけです。侍JAPANと他の代表チームとの戦力の差が明らかにあれば良いのだけど、現実的には第一回大会で優勝したとはいえ(いや、したからこそ)、連覇できる可能性というのは、テレビでマスコミが言うほど簡単なものではなく、個人的には「ほとんど無い」と思っています(もちろん連覇はして欲しいけどさ)。
■ アンチでもONは認めざるを得ない
長嶋さんや王さんが代表の監督を務められることに異論はありません。私はアンチGでありますが、彼らが球界に偉大なる貢献をしたのは歴然たる事実であり、認める、認めないというレベルではありませんから。
■ 星野の売名行為にはウンザリ
ただ、星野さんになるとビミョーですね。ヤクルトファンの私からすると、中日から阪神の監督になった際、なんかこの人節操ないな、と思ったんですよね。実際、野球を政治的な道具(金儲けとしても)として利用し、飛躍的に名前を売ったじゃないですか。マスコミに見せる顔(=国民に見せる顔)と実際の顔とでは全然違うような気がするんですよね。
■ その星野よりも格はひとつ下の原さん
原さんには星野さんのような「胡散臭さ」は皆無だけど、それでも、格的には星野さんよりも(残念ながら)一個下、になるかなと思います。
代表の監督には想像を絶する重圧が降りかかる、と思います。それはたとえ巨人という球団に長きに渡って在籍していたとしても、それとも全く異なる種類の、壮絶なるプレッシャーだと思うんですね。
■ 代表監督のその後
代表の監督になったからそうなった(病に倒れた)ということではないのだろうけど、長嶋・王・星野のその後を書いてみましょうか
○長嶋さん:アテネ五輪代表監督
2003年11月「アジア選手権」にて韓国・台湾・中国を破り、アテネ本選への出場権を獲るも「脳梗塞」で倒れ、本人は五輪へ出れず
○王さん:第一回WBC代表監督
2006年3月「第一回WBC」にて5勝3敗という成績ながらも「初代世界王者」の称号を得る。その後「癌」の治療の為、ペナントは森脇監督代行が指揮を執った。
○星野さん:北京五輪代表監督
2008年夏、キューバ・米国・韓国に一太刀も浴びせれぬまま、おめおめと帰国。その後大バッシングを受け、世界大恐慌並みの「星野株」大暴落となった。
■ なんというか、揃いも揃って…
必ずしも原さんがこうなるというわけじゃないけど、これ程のビッグネームな人達が、こういう、ある意味「悲惨」な末路(と書くのはちょっと気が引けるので「結果」かな)となっているのは、本当に偶然なのかな、と。多分、それだけ身を削って臨んだ、それこそ「命を賭して」臨んだ、ということの表れなのかもしれないですよね(星野除く)。
■ 王さんと原さんの決定的な差
同じWBCの監督ということで比べると、王さんは原さんが足元にも及ばないくらいの超スーパースター、超エリートですけど、王さんは原さんと違い、「巨人以外」の、それも、お荷物球団とすらいわれた「福岡ダイエー」の監督をされ、それこそファンからバスを囲まれ、生卵をぶつけられたという屈辱以外の何モノでもない経験すらされていますからね。この辺が決定的に違うところ、だと思います。
■ 「人望がある」王さんと、「いいひと」な原さん
「人望がある」という言い方をしますが、まさしく王さんには人望がある、といえましょう(その辺がノムさんと違うんだろうなぁ/非情になって勝つことを考えれば絶対にノムさんだけど)。原さんは、人望がないわけじゃないけど、やはり「人がいい」て感じなんだよね。それこそ年上のコーチだったり、明らかに今(現役時代の)成績が原さんより上の人たど、見下されるまではいかなくとも、「畏怖」の対象にはならないでしょうからね。監督と選手が言いたい事をいえ、フレンドリーな感じではちょっとどうかな、と思うので。
強化試合の後の監督のインタビュー、全てを見たわけじゃないけどねどうも「歯切れ」が悪いかな、と。ありきたりなコメントに終始しているというか、ま、今から本番なんで細かいことは言えないまでも、もう少し明るく振舞って欲しいかな、なんて。
■ 絶妙な采配を期待するのは酷と言うもの
選手は第一回大会にも増して超一流揃いだし、それこそ原さんよりも遥かに国際経験積んでる選手も多くいるので、原さんとしては「選手が普通にさえやってくれれば」という甘い期待もあるでしょうが、ペナント中の「巨人vs横浜」「巨人vsヤクルト」と違い、さらには「球数制限」という特殊ルールもあるので、「監督の采配」で勝負が決まる試合が多い、というより、全試合そうなる可能性がありますから(中国戦くらいかな、多少楽に戦えるのは)。
■ 星野ジャパンには(一応)エクスキューズがつく
星野ジャパンは、国民が認めるベストメンバーじゃなかったじゃないですか。もし、あそこにイチローが、松坂がいてくれたら、という「タラレバ」で語ることができるという「エクスキューズ」が付けられるけど、今回の「侍(原)JAPAN」では「言い訳」ができないですからね。それ程のメンバーだと思うし、それ程のメンバーを代表から落としてもいますから。
■ どこかで「松中」と「和田」のツケが…
また書くのかよ、と思われるかもしれませんが、やはり「ソフトバンクの「松中」「和田」の落選は勿体ないですよ。
「松中」は代表合宿中にアキレス腱かなんかを痛めたということでやや自業自得のような感もありますが、例え走れずとも、守れずとも、ベンチにいてくれるだけで、それだけで、という「中心人物」としてのオーラほ持ってる人ですから。
■ 不動の四番がいなくて勝てるのか?
野村監督の持論に「エースと四番がいないチームは~」というのがあるんですが、侍JAPANにはエースはいるけど、四番がいないですからね。「本当にヤバいとき、何とかしてくれるのが四番」なんですよ。繋ぐのは驚異的に上手くとも決められない四番とか、ここぞという場面で凡退というイメージが濃厚な四番(特に誰とは書かないけど)では意味がないんですよね。
■ 圧倒的ともいえる成績を残した前大会での四番・松中
王代表監督が目指した野球、求めた野球というのを最も具現化してくれたのが、四番に座った松中だったのではないでしょうか。「スモールベースボール」と言われましたが、まさにその中核を担いましたよね。長打こそなかったものの、打率・安打数・得点、全てにおいてチームトップの成績だったわけですから。これ以上の四番がどこにいる?、て感じくらいの成績ですよ。ノムさんが(松中を代表から落としたことで)呆れるのも納得いくというものです。
■ 試合を決めるのは四番の役割
イチローは「試合を決める」人、そういう役割ではありませんから。「試合を左右」する、「チームに勢いをつける」ことが仕事なのであり、ピーンと張り詰めた雰囲気の中(次の投球で試合が決まるという場面)、打席に向かうのはやはり「四番」だと思うのですよ。ただ、それが「村田」とかだったりしたら…。マジで、泣くに泣けませんから…
■ あまりに「守備偏重」ではないのか?
今回の侍JAPANは投手力には定評があるので、1点を守る野球、「守備力重視のチーム編成」となっているわけですが(松中や西岡が居なくて、若い亀井等が残された)、サイアクの展開としては、サッカーの日本代表の試合を見るような、「決定力不足」な感じを露呈するかもしれないですね。攻撃的な2番ということ(中島)らしいですが、個人的に中島にはもう少し楽なとこで打たせてあげたいな~、と思ってます。
■ 王さんの二番煎じではなく「原カラー」を出したかったのかな?
もしかしたら、これは勘ぐりすぎかもしれないけど、西岡や松中を落とすことで「原カラー」を多少なりとも出したかったのかな?、なんて。ま、松中や西岡を選んでいたら、確かに「王さんの二番煎じ」みたいなスタメンになったかもしれないけど、その方が遥かにバランスとしては取れてたと思うんだけどね。別に「稲葉」が悪いというわけではないんですよ、国際経験もあるし、そこでも結果残しているので、頼りなるのは間違いないけど、だからといって「四番」じゃないだろ、と。イチローの後に稲葉、イチローの後に松中、では、イチロー自身の「気持ち」も全然違うと思うしね。4番目の打者、と「四番」、とでは、たとえ同じヒットを打ったとしても、意味合いが全然違ってくるから。コトバで説明するのはちょっと難しいけど、「リーダーはそこに居てくれるだけで、たとえ何もしてないでいてもリーダー」なんですよね!
■ 「日の丸」の重圧は五輪以上
「五輪」と「WBC」では規模が違いすぎるから比べちゃいけないんだろうけど、選抜された選手にとっては同じように「日の丸」を背負うわけだし、逆に"WBC"の方が「野球」だけなので、その重圧は「WBC>五輪」かもしれません(メンバー見てもWBCの方がベストだしね)。
■ 普段、反日・売国の人でさえ…
「日の丸」かぁ。普段のニュースで「日の丸」だとほぼ間違いなく「負なイメージ」な感じだけど、五輪トカワールドカップ、そしてWBCみたいな「国際大会」になると、なんで普段は「日の丸・君が代」を目の仇にしてるような人たち(テレ朝やTBS)まで、「日の丸、日の丸」「ニッポン、ニッポン!」てなるのかぁ…。卒業式等で君が代を歌うことを拒否したり、日の丸に敵意持ってるような人たちは、こういう時こそ活動すべきじゃないか、と思うんですけどね。個人的には日の丸じゃなく、「日章旗」と書きたいけど。
おっと、ズレた、ズレた!
■ 大会後、間違いなく原さんは「涙目」で会見すると思う
あくまで私の予想なんだけど、原さんが思っている以上に「日の丸」の重さは、「重い」と思うんですね。これまでの経緯(長嶋・王、そして星野)から「頭」では理解されており、「大変なこと」だとも認識されてるとは思うけど、果たしてその認識が「イチロー」のものと同じくらいの意識かはちょっとギモンだと思う。イチローですらカチンカチンになるくらい緊張するのが「日の丸の重み」なのですから。
最大で10試合と短期決戦なので、地に足がつかないまま、特に米国に渡ってからは、その異様な雰囲気に呑まれ、采配らしい采配をすることもできずに終わってしまう、という可能性もあると思います(敢えてどんな結果だったかは書かないけどさ)。
■ 何もできないまま、終わってしまうかもね…
全てが終わった後の記者会見で、「私には…、日の丸は…、…、重過ぎました(涙目)」、とかならなきゃいいと思うけど、現実問題としてこの可能性は非常に高いと思ってます。これは原さんをサポートするコーチ陣には言えますけどね。
■ 清廉潔白では群雄割拠を勝ち残れない
全ての責任を背負うのは監督であり、グラウンドに出てから(攻守共に)のリーダーは先にも書いたように四番(役割として)だと思うけど、今回はその大切な大切な「監督」と「四番」が弱すぎるんですよね。凄く良い人、だけど、「この人で勝てるか」と問われると、う~ん、となっちゃうよ…。原さんは元総理大臣の「安倍」さんとなんとなく被るんだよね。才能もあるし、人からは好かれるタイプだろうとは思うけど、やはり「坊ちゃん体質」というか、「ひ弱」な感じあるから。原さんが、敵意剥き出しでくる「韓国」や身体能力的に別次元の「中南米」を相手に一歩も引かずに戦えるかどうか、やはり心配です。そういう姿勢は見せるだろうけど、原さんの場合、顔、とくに目(涙目)に出るから、選手の方が監督に気を使ったり、心配したりしそうな気がするんですよね。原さんがサインを出したとしても「えっ、マジっすか?」みたいな。全幅の信頼、というのには程遠いというか…。
強化試合から本番が始まる10日間くらいの間に、是非ともやって欲しい企画があったんですよ(テレビ局に)。
■ 前大会は本当に神がかっていた(実力で勝ったのではない)
それは、前回の優勝は本当に「運」だったのであり、実力で勝ったものではない。、ということをもっと浸透させて欲しかった。ま、今回放映権を持っているのか"テレ朝"と"TBS"じゃそういうことを期待すること自体が間違いなんですけどね。強化試合でのTBSのハシャギぶりには嫌悪感を覚えましたよ。
■ 今回はキューバ以外の中南米との戦いを見たい
ワールド・ベースボールとかいいながら、前回日本が戦った相手って、アジアを除くと、「米国」「キューバ」「メキシコ」の3ヶ国だけでしたからね。ドミニカとかプエルトリコと当たってたらボコボコにされてたかもしれませんし。ある意味、中南米のチームは日本が優勝したことすら知らないというか、「上手くやりやがったな」くらいにしか思われてないかもしれないですよね。攻走守揃った素晴らしいチームだと思うが、我々(中南米)の敵ではないよ、みたいな。
■ 強力打線=巨人?世界はそんなに狭くない
原さんは自分とこが「強力打線」なので、それには慣れ親しんでいると思いますが、巨人の巨力打線と、中南米の強力打線とでは、それこそ「別次元」ですからね。自分とこよりも明らかに格上の「強力打線」なんて見たことない原さんがどう戦っていくのか、見ものといえば見ものだけど、日本人からすると目を背けたくなるような場面の続出!、てことになりかねんから何ともいえないです…
■ ONは「そういう星の下」に生まれたが…
長嶋さんや王さんは「そういう星の下」に生まれた人であるから、時に「神風」が吹いたりして(天佑)「奇跡的な勝ち方」をすることもあるかもしれないけど(野村さん流に言うと「勝ちに不思議な勝ち方はあるが、負けに不思議な負け方なし」というところか)、ザンネンながら原さんにそういうのはないですからね。むしろ、「大事な一戦に弱い」、そんな印象があります(あくまで印象/調べたわけではない)。もし、そういう強運の下に生まれた人なら昨年の日本シリーズで西武の後塵を拝することなどなかったでしょうから。
■ 格上相手に戦ったことがあるのか?
原さんがこれまでほとんどやったことがない「格上」の相手(キューバや米国、中南米)と戦う際、どうするのか、第三者的な立場からすれば見ものだけど、一応、「侍JAPAN」の総指揮官だからね。悠長なことも言ってられないし。野村さんのように、「実力の差を知恵で補う」ような戦術ができるわけでもなく、これといった特徴がないだけに(知将とかマジックとか、そういう枕詞がないでしょ?)、「采配の差」で負ける可能性が非常に高いと思うんだよね。
■ 予想外の敗戦となったらペナントどころじゃないよね?
四番が稲葉で固定されたとして、もし彼が不振だったとしても、歴代の全日本の四番のようには叩かれないと思うんですよ。稲葉を全日本の四番だと認める、とかそういうことではなく、原さんの一存で決まった、あくまで今回限りの暫定的な四番である、とか国民は見てないですから。
四番が試合を決められず、和田の代わりに残した「山口」や「岩田」「内海」が、それこそ韓国戦等で背信投球をするようなことがあったら…
原さん、ペナントレースどころじゃなくなるんじゃないのかな?(GG佐藤以上にヤバくなると思うよ)