ワールドカップが既に遠い過日の出来事であるように、キムタクの「ゲツコイ」も遠い遠い過去の話となってしまいました。

ゲツコイの平均は"16.85%"であり、内野氏の「臨場2」の"17.57%"に及びませんでした。初回こそ春クールトップの"22.4%"だったんですが、最終回だけを見ると

新参者 = 18.0%
同窓会 = 17.8%
臨場2 = 17.0%
Mother = 16.3%
月の恋人 = 16.2% ←ココ

と、5位にまで転落してしまいます。「臨場2」は完全に高値安定(最低が16.2%!!)でありましたし、視聴率の推移から見れば、視聴者の満足度としては「Mother」が最も高かったとも言えましょう。

最初の一行目にも書いたように、「月の恋人」を述べる際は、確実に「キムタクの」という語が入るわけですが、裏を返せば、キムタクだったからこそ、この程度の数字で、平均で15%を超えた、とも言えるわけですよ。後半にいくほど目を覆うような展開になり、話そのものより、この後はどんなクソ展開(演出)を見せてくれるのだろう、と、関心はそれだけでした。
1+1は2だけど、料理の仕方一つで3にも5にも10にもなったりするわけだけど、どんなに高級な素材を使っても「-10」にも成り得るんだよ、ということを証明してくれた作品でもありましたよね。

最終回のサブタイトルが

『さよなら葉月蓮介! 3人の女性へ贈るラストメッセージ!究極のラブストーリーが迎える衝撃の結末!涙、涙のエンディングへ…』

でしたからね…

ラストシーンの助手席にウェディング姿の山口智子を乗っけてれば超斬新で、25は超えてたろうにね…



春クールは「アイリス」を除くG/P帯で一つも平均「一ケタ」というのがありませんでした。

これはスゴイ、快挙ですよ!

ほとんど零時に始まる「プロゴルファー花」を同列に扱うのはちょっとムリな気もしますが、これを除く最下位が「タンブリング」で、"7.68%"。その次が「女帝・薫子」の"8.72%"で、GP帯で最低だったのは、"11.22%"の「素直になれなくて」でした。えっ!?、瑛太のコレ、「ヤンキーくんとメガネちゃん(11.27%)」に負けたんだっ!?