西遊記(映画)
西遊記

2007年7月公開
監督:澤田鎌作
出演:香取慎吾、内村光良、伊藤淳史、深津絵里



2007年夏、(邦画では)間違いなくトップの興収となるでしょうね。
目指すは「100億」とか言う威勢の良い声も聞かれたけど、目標は「59億」とのこと。

私、個人としては全く評価に値しない題材(ドラマも含めて)なので、「59億?ナメてんの?」とも思いますが、これがまたクリアしちゃったりするんでしょうね…。

ドラマの評価やアニメの動画をメインにブログやってるんで、相当なTV好きかと思われるかもしれませんが、普段は(リアルタイムでは)全く見ないんですよ。ドラマは録画だし、アニメはネットかDVDですから。

だから「西遊記」のプロモーションがどの程度なのかは分かりませんが、CXが総力を挙げてプロモーションやってるのは当たり前のことだろうし、色んな媒体とも連動してやってるんだろうなぁ、などというのは簡単に想像できます。それが「度を超えた」ものであるというのもね…。

堺さん」の西遊記をリアルタイムで見て育った私としては、実は香取ドラマ版の初回は結構楽しみでもあったんですよ。
普通、どんなにつまらない内容のモノであったとしても、(録画してたら)2~3話は見るし、初回でリタイアすることなんて今だかつてなかったんですけど、この香取版西遊記では、初回の、それも冒頭で何かが弾け、見るのを止めました(見てられなかった)。

私の周りの連中の評価は大体私と似たようなものだったのですが、一般の視聴者とのズレは激しいものであり、もうついていけないなぁ、と思ったのも事実でした。

SMAPに関しては、というかジャニ全般に対して比較的高評価な私ですが、テレ朝のWCで香取クンがイメージキャラになってからというもの、目に余るはしゃっぎっぷりが不快でたまりませんでした。「がなるだけのウルサイ人」というイメージが定着してしまったんですね。

三蔵法師以外のご一行様に関しては、「演技力」は問われてないですもんね。
映画における」4人組に関しては、これはもう「客寄せ」以外の何ものでもないでしょう。
このメンバーで釣られる観客もいるんだろうし、豪華キャスト!と思う人もいるんでしょうも、きっと…。

色々と辛辣な意見を書いてますが、ターゲットを「お子様」オンリーに絞ったのは潔い判断だったと思います。なんにせよ、映画を観るなら保護者、きますからね。両親であったり、祖父母だったり、それだけで数倍になりますから。

興味ない作品なので何とも言えませんが、映画はドラマの途中でのお話のようですね。後日談とかそういうのではなく、ドラマの途中ということは、ドラマの世界観は壊せない、ということですか。

ということは、ドラマの延長上にあり、映画ということでスケールを大きくしたもの、というプロットになるわけですかな?
スケール大きい=特撮、ということになるんでしょうけど、邦画でそれは期待できないですからな。

映画で見る必然性、あるんでしょうか?

夏だし、エンタメだし、楽しけりゃいいじゃん、ということでお台場冒険王に行くような人たちが観るんだろうなぁ。

TVに携わる人たちが映画制作の主流になり、映画が持つ文化性というものは音を立て崩れていったわけですけど、この「西遊記」でそれは決定的なものとなりますね。

息の根を止める一打、といったところでしょうか…