女帝
女帝
テレ朝金曜21時、通称「金9」
主演:加藤ローサ、松田翔太

この帯は2006年4月クールからドラマ枠となった新しいところなので、データは少ないのですが、それでもハッキリ言えることがあります。

テレ朝金9はドラマ界の「サルガッソー」です。

サルガッソーの意味が分からなければ調べてください(ヤマト世代ならすぐ分かると思いますが…)

過去1年間のテレ朝金9の視聴率
(○=見た ×=見てない △=途中で止めた)

2006年4-6月期
△「富豪刑事デラックス」主演:深田恭子 /12.04%(初回15.3%)
2006年7-9月期
○「レガッタ」主演:速水もこみち、相武紗季、松田翔太 /5.59%(初回9.5%)
2006年10-12月期
○「家族」主演:竹野内豊、渡哲也 /11.89%(初回13.0%)
2007年1-3月期
×「わるいやつら」主演:米倉涼子 /9.49%(初回13.6%)
2007年4-6月期
×「生徒諸君!」主演:内山理名、堀北真希 /7.59%(初回9.4%)

いくら出演者たちが「ドラマは金9」と言っても(言わされても)、まだイメージ的には「笑金」が残ってるんですよね(打ち切られましたが…)。

「笑金」ってタイトルに「金」が入ってるだけに、どうしても「日曜20時」というのが腑に落ちず、定着しませんでした。まぁ裏には「ジャンクSPORTS」など強力なのが揃ってるので、よほどの「笑金」ファン以外、見ないでしょ。

金9にドラマを復活させるということで「笑金」は日曜20時へと移動を余儀なくされたわけですが、結果として改変期でもないのに「打ち切り」ですからね。
まさに「運命のダダダダーン」状態ですよね。
この呪われた金9についてもう少し詳しく書きましょうね。

元々、この枠には2000年10月より「運命のダダダダーン」が放送されていました。
2001年10月、裏番組としてTBSが強力なバラエティ「金スマ」を開始。それでも「ダダダダーン」はなんとか安定感を維持していました。
しかし、テレ朝火曜20時台テコ入れという名目で、金9枠のダダダダーンは2003年3月をもって終了、4月からは火曜20時での放送となりました。

その後の金9枠には「みのもんた」を起用した「サムズアップ」を開始。ただただジャンケンをするだけの内容だったので、半年持たず打ち切りという悲惨な結果に。

火曜20時台へ移動させられた「ダダダダーン」は裏の「さんま御殿」やら「学校へ行こう」などに圧され、一ケタ台となり、一年後(2004年3月)、終了となりました(事実上の打ち切りです)。

言い換えれば、「ダダダダーン」は「サムズアップ」のせいで、「笑金」は「ドラマの金9」のせいで打ち切られた、といっても過言ではないわけです。
そして、悲しいことに、サムズにしてもドラマの金9にしても、前番組よりも低い数字なのです。これでは何のために改編したのか、全くもって意味不明、ですよね。

今はドラマの金9と言ってますが、これもあとどれくらい続くのか、なくなる可能性はかなり高いですよね。

で、テレ朝、ドラマは金9も「6クール目」となりました。
1クール目こそ、「富豪刑事(平均12.42%)」の続編である「富豪刑事デラックス(平均12.04%)」を持ってきてそこそこの結果を挙げたんですけどね…。

2クール目は結構、(製作者サイドとしては)勝ちにいってたんじゃないかと思うんですね。「速水もこみち」の初主演でヒロインに「相武紗季」、共演に「松田翔太」でしたから。原作も有名な「原秀則」に主題歌は「コブクロ」とくれば、狙うは15%超!だったんでしょうけどね…。
酷いときには「4.3%」ですから…。
それも2回、とってるし。結局は打ち切りでしたけど…。

3クール目の「家族」は個人的には面白かったと思うんですけどね。初回が13%で、平均11.89%という落ち込みの少なさをみても、見てた人にとっては満足いった、ということの表れではないでしょうか?

4クール目。テレ朝の他のドラマ枠で大ブレイクした「米倉涼子」を投入しました。04年の「黒革の手帳平均15.7%)」、06年「けものみち平均14.71%)」ときての松本清張三部作・最終章という触れ込みで「わるいやつら」を放送。
結果はまさかの一ケタ台、「9.49%」でした…

そして前クール。スウィートパワーの2枚看板「堀北」と「内山」を主役に据えての「生徒諸君!」。まさに学校崩壊ばりで一度も二ケタに載せることできなく惨敗でした(初回と最終話が最高視聴率だった、というのは最後の抵抗だったのか?)。

やっと今回の女帝に触れますが、何気に楽しみにしておるんですよ。
というのも、「加藤ローサ」と「松田翔太」の働き如何によっては、あの伝説の「レガッタ」を超えられる逸材だと(勝手に)思っておるんですな。

松田翔太のファンの人、大勢いると思うんですが、演技力、ありますか?前クールの「ライアーゲーム」の最終回、見たんですが、セリフが命であるあの作品で、あの演技力では、違う意味で脱帽してしまいましたよ…。
その松田クンに、(評価以前の)加藤サンですから、そりゃ期待も膨らみますよね!

ただ、懸念事項として、原作があまりにも有名過ぎる、ということでしょうか。
「へぇ、女帝、ドラマでやってんだ?」みたいな軽いノリで(出演陣も知らないのに)見て欲しくはないですね、ハッキリ言って。
そんな人は裏の「魔女宅」を見ればよろし!

まぁ、どう転んでも初回、二ケタということはありますまい!
もし、そんなことにでもなったら、「牛に願いを」の初回を抜いちゃう可能性すら出てきますからね!

初回予想視聴率 = 8.2%

個人的には7%台なんですけどね…!