まだ夏期ドラマの初回が出揃っていないので評価はできませんが、もしかしたら史上最悪のクールとなるやもしれませんね。

確かに「U21女優」さんの多用という、実験的なクールでもあるのでハイリスクは承知の上なのかもしれませんが、それにしてもちょっとヤバ目かな、と。

昨年の同期には「結婚できない男」という大人向けの作品もあり、初回20%超えもあったのですが、ホント、今回は厳しいでしょう。月9の「ファースト・キス」も予告を見る限り単なるラヴコメみたいなので、どうなのかなぁ、と…

さて、タイトルにも書きました「漫画原作のドラマ化」ですが、何も今に始まったことではないですよね。

ただ、その比率が近年、非常に増加しているのではないか、と思うわけです。感覚的には半数~7割くらいでしょうか。
前にも書きましたが、別に漫画をドラマ化することに否定的ではないのです(連載中のものを、というのは否定的ですが)。

特に最近、顕著な傾向として、女性漫画家、あるいは女性(少女)向けの漫画雑誌からのドラマ化、というのがありますよね。

別に深く検証しなくとも、女性漫画家、あるいは女性(少女)向けということならば、基本的に「恋愛」があり、ベースは「日常」でしょうから、ドラマ化(いわゆる実写化)もし易いですからね。
だって、原作に「卍解」なんてあったら実写化、できないでしょう…?

人気のある漫画はアニメ化、というのがこれまでの定番だったと思うのですが、今ではドラマ化になってますからね。
アニメ化だとよくても5~6%くらいの視聴率なのに対し、ドラマ化だと20%も狙えますから。市場の規模も全然違いますからね。

女性漫画家のドラマ化では「柴門ふみ」が有名どころですね。
東京ラブストーリー」、もう16年も前のことになるんですか…。

女性向けの漫画がドラマ化されるというのは、それは当然ターゲットとなる視聴者層がそうであるから、なのですよね。
原作が有名であればあるほど、見てみたい、という気を起こしやすくなるわけですから。

それに、漫画という原作があると、それを「絵コンテ」代わりとして出演者の人たちにも内容を分かりやすく伝えること、できますから(企画も通りやすくなるかな)。

脚本家の人が何もないところから、自分で調べ、書き上げた作品なんて、最近では「14才の母」くらいなのではないでしょうか?

漫画原作のドラマ化の場合、私個人の意見としては、別に原作に忠実である必要はないと思うのですね(あくまでドラマ化の場合)。

前述の「東京~」ならば、原作はカンチ目線だったのに対し、ドラマ化では「リカ目線」だったわけだし、「コトー」にしても、原作とドラマ化作品では全然別物ですから。
大ヒットした「花男」はあれだけ多くの原作のエピソードを2シーズンとはいえ、まとめあげた脚本家の力量だと思うわけです。

もともと人気のある原作を、ドラマ化でもヒットできるか否かというのは脚本家、そしてプロデューサーの手腕次第だと思います。

思い入れ」とか「こだわり」は数値化できないので、なんとも難しいと思うのですが、見ている方には伝わってくると思うんですね。まぁ、どんなドラマでも成功させようとして作っているとは思うのですが、意気込みの度合いはそれぞれで違うんじゃないか、と。

あるテーマ、プロットの作品が大ヒットした。
だから、それを追うカタチで作った作品というのは、よほどのプラス@が無い限り、それを超えることはできないと思います。

一時期はそれが「難病モノ」であり、「ブログ発」のものでしたよね。
最近では、先に台湾でドラマ化されたものの、リカバーみたいなカタチでしょうか。
学園モノは時代を問わず、見やすいジャンルの一つだと思うのですが、それが同クールに多すぎるというのも考えものですわな。

あとは「キャスティング偏向」の問題ですね。
この作品にはこの役者しかいない、というのではなく、次はこの役者を使いたいから、なんか適当な題材のもの、ないかな?、という感じがありありなヤツ。

俳優さん自体は吐いて捨てるくらいいるわけだけど、ゴールデン(プライム)帯で主演できるタレントさんというのは、大手芸能プロの、それも売り出し中の人かネームバリューのある人に限られますからね。

ジャニ」、「研音」、「星屑(SDP)」なしでドラマを作れといわれても、それは無理な話ですから…

主演の人たちの名前に頼るのではなく、作品の内容で勝負できない、日本のドラマ界に問題があるということでしょう。
(それはすなわち、見ている側にも問題がある、ということの裏返しなのですが…)

アメリカみたいに、半年やって残りの半年は再放送みたいな明確な割り切りができればまた別なんでしょうけどね…。
日本の場合はスポンサーが強いので、そんなことはできっこないのですが…。
クォリティの高い作品を作るにはそれくらいのドラスティックな変化がないと、もうどうしようもないとこまで来てますよね。

最後に、漫画のアニメ化ですが、これはできれば原作に忠実にやってもらいたいのですよ。
実写化の場合は、人間が役を演じるので、ガラッと雰囲気が替わりますが、アニメ化の場合はそうではないですからね。

作者の世界観を壊して欲しくないのです。

どんなに内容の違うエピソードであろうと、同じ作者が書いたものであれば、根底にあるものは同じですからね。

私は「ナルト」の第一部と第二部の間の「アニメオリジナル」の長期放映で脱落しました。
Bleach」でも「バウント篇」でヤバかったです。

アニメオリジナル、てこういう内容の作品だから、こういうエピソードもありだろう、くらいの勢いで色んな人の脚本で作られるのでしょうが、それだと作者の世界観が崩壊し、軽く、薄っぺらいものになってしまいますからね。

これも見ている側には何気に伝わるものですよ。

「Bleach」なんて結構、ダークな作風なのに、「バウント篇」はえらくポップでしたもんね。

「ナルト」にしろ「Bleach」にしろ、確かに大ヒットしているだけに、大人の私が見ても面白いと感じますが、原作における一話(連載一回分)の早さというか、内容の薄さというのはいかがなものか、と思うんですね。
単行本を読んだとしても、あっという間に読み終えてしまいますから。

格闘モノなので仕方ないのかもしれませんが、以前、大物漫画家が言った、最近の人気漫画のコミック一冊は、手塚漫画の一話にも相当しない、というのも頷けます(別にナルトやブリーチのことを言ってるわけではないと思いますが)。

昔は漫画の一話が、そのままアニメでも一話に相当していたと思うのですが、今では普通にアニメ化していたら、あっという間に原作を追い越してしまいますからね(たからこそのアニメオリジナルなんです)。

相変わらず、話が支離滅裂で何を言いたいのか分からない内容のブログですな…。

ドラマや映画のブログなのに、「Bleach」なんて話題を出していいのかいな。

ということで、次回は「Bleach」の「死神代行篇」の動画でもアップしますよ。