牛に願いを
CX火10枠
主演:玉山鉄二、相武紗季、小出恵介、香里奈、戸田恵梨香、中田敦彦、田中圭

この作品でいえることはただ一つ、この出演陣を見て「豪華」と思えるかどうか、ではないでしょうか?

私みたいにドラマをデータやら何やらで深く掘り下げててる人にとっては、豪華、と思えますが、ごく一般の人にとってはどうなんでしょうか?

もう少し突っ込んで言えば、「玉山」クンと「相武」サンは全国区なのか、ということ。この二人の名前でチェンネルを合わせてくれるのかな、という微妙な心配はあります。

過去2年間の火10視聴率
○=見た ×=見てない △=途中で止めた

2005年7-9月期
×「がんばっていきまっしょい」主演:鈴木杏、錦戸亮、相武紗季 /12.44%(初回12.6%)
2005年10-12月期
×「鬼嫁日記」主演:観月ありさ、ゴリ /15.4%(初回16.7%)
2006年1-3月期
○「アンフェア」主演:篠原涼子、瑛太 /15.41%(初回15.7%)
2006年4-6月期
△「ブスの瞳に恋してる」主演:稲垣吾郎、村上知子 /15.99%(初回19.9%)
2006年7-9月期
○「結婚できない男」主演:阿部寛、夏川結衣 /17.12%(初回20.2%)
2006年10-12月期
○「僕の歩く道」主演:草彅剛、香里奈 /18.33%(初回19.3%)
2007年1-3月期
×「ヒミツの花園」主演:釈由美子、堺雅人 /12.47%(初回14.7%)
2007年4-6月期
×「鬼嫁日記2」主演:観月ありさ、ゴリ /12.03%(初回14.6%)

この枠にはキチンとした視聴者層が定着してますよね。多分、F1、F2層だと思われますが。

イメージとしては「草彅(僕三部作+いいひと)」クンに「阿部(結婚~+アットホーム~」サンですね。篠原さんのイメージも若干あるかな。

平均で15%を超えればヒット作、という定義からみれば、2005年10月から5期連続で達成しているので、これはこれで凄いことだと思います(今年は2作品とも12%台ですが…)

この枠に限ったことではないんですが、夜22時台(プライム帯)には、できれば「大人向け」の作品を放送して欲しいんですよ。

社会派、といってもいいのかもしれませんが、本来CXの火10枠ってそういうものだったわけでしょ?
阿部さんの「アットポーム~」や「結婚~」は社会派ではないかもしれないけど、明らかに「CT層」が見る作品ではないですからね。

ここにいるターゲットがF1、F2層であるとするなら、彼女たちが「釈」や「観月」主演のドラマを見たいと思うか、ということですよね。
観月の場合は前作が15%を超えただけに、二匹目の、を狙ったんでしょうが、これも「喰いタン」と同じく、安易な続編に視聴者はついてこなかった、という結果になりました(あと、ブログ発のドラマ化にも飽きた、ということですね)。

正直、今年になってからの火10枠の意向は意味不明です。

月9よりもこちらの方が目の超えたF1、F2層の視聴者が多いと思われるので、作品の内容の良し悪しが結果と一番強く結びついてますもんね。

「ブス恋」は初回こそ19.9%と期待度は高かったが、内容が内容だっただけに、平均では4Pも落としましたから(ちなみに最終回は15.7%と平均にも達していない)。
同時期のCX火9にも負けた珍しい例でした。

そういう一番厳しい視聴者層がいる枠に今回の「牛に願いを」というのは、結構、苦戦するんではないでしょうか?

F1、F2層の共感を得られるか、と問われれば、「得られない(だろう)」と思われますし。

男女8人が繰りなす恋愛模様、という意味でも、どうしても学生の延長線上にあるモノであり、酸いも甘い(苦い?)も通ってきた彼女たち(視聴者層)の懐かしさをかうことができるのかな、と。

脚本もちょっと弱そうだし、大人が見るに耐えうるクォリティがこの枠を左右するのであれば、ヘタすりゃ3クール連続失敗ということも十分にあり得ますね…

予想初回視聴率 = 15.8%

これは「アンフェア」の初回とほぼ同じです。

大化けする可能性もなくはないのですが、やっぱ厳しいかなぁ…