えぇ!こんなところに 現代大連博物館4
大連現代博物館の4階では日露戦争の命運を賭けた日本海海戦時に、観戦武官と
して参加した英国人ぺケナム大佐が日本に贈った英国国旗と太刀が人目をひきま
す。
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横須賀にある戦艦三笠記念艦で展示されているのなら、いざしらず。
異国の地、大連で日本海海戦を思い出させてくれるとは、時間と空間を越えたひと時を過ご
しました。
注:
ペケナム大佐は、司馬遼太郎の『坂の上の雲』第8巻(文庫本)P118他で紹介されています。
日本海海戦時、三笠以下連合艦隊が、ロシア海軍バルチック艦隊の前で、
敵前回頭をした時のペケナム大佐の様子が次のように書かれています。
『戦艦朝日に乗っていた英国の観戦武官W・ペケナム大佐は、
東郷を尊敬することのあつかった人物だが、この人物でさえ、
このときばかりは東郷の敗滅を予感し
「よくない。じつによくない」と
舌を鳴らしたほどであった。』
■皇国の荒廃この一戦にあり…
有名なこの文章も展示されていました。
- ■かつて日本にも、こんなに希望に燃えた時代があった。
- 貧しくもどこか明るい明治時代を描いた『坂の上の雲』全8巻は
- 是非読んでみたい書です。
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