中国に行くときは、必ず小さい香水を持っている。


香水は日本では「おしゃれ」でつけるものだけど、旅行が長い時期は(だいたい冬場)、風呂に入れずシャワーなし、着替えができない、コートやマフラーは着たままだから、女だろうが臭かったからだ。


「垢臭く」

なるのだ・・。



日本では考えにくいのだが、やはり仕方なく垢臭かった。



最近はそうでもないが、20世紀に中国をまわっていると、そこいらじゅうが垢臭くて、それも服につくし、自分の服の襟足なんかもセーターなんか洗いやしないから垢臭くなった。



バスに乗ったら垢臭く、安いホテルもシーツなんか替えやしなかったら劇的な垢臭がした(笑)


あとでわかったのだが、中国の人は



「旅行先では、シャワー使って、ガンガン体を洗っても、また同じ服を着る」


ようだった。ただし、安宿ね(笑)だから下着も替えないみたいだった。


だから留学生なんかに「中国の女の子は可愛いんだけど、付き合うになると臭くて我慢できない」と、たまにこぼしていた。生活習慣が違うし、日本人は臭いといっても大陸では無臭に近いと思う。やはり外国人の体臭に比べれば、比較にならない(笑)


・・で、やっぱり、そういうのは自分でも気になったから、気休めに香水持って歩いていた。男の人はいいんだけどね、女が臭いと・・(^_^;)


もともと、香水ってそういう臭いをカバーしたいから作られたような気がする。

だから、使う目的は原点に帰っていた。



持ち歩いていたのは、よく化粧品売り場でセットを買うと小さい香水がついていたりするが、あんなやつ。もしくは上海で量り売りのを買ったりしていた。


中国香水は安いし、たぶんブランド香水に似せているから香りは悪くないのだが、油分が悪いんだか買ってから時間が経つと劣化してしまい、たくさんは買わなかった。


よく使っていたのが「涼水」という名前のやつ。天津では同じパフュームを「熱水」という名前で売っていたから笑えた(笑)



ドサドサはつけないが、多少は垢臭さが紛れる程度につけていた。紛れるんだよ、ちょっとあると・・


日本では寝る時にしか使わない(今は仕事の関係で香水はNGで、寝る時と旅行中だけしか使えない)。




冬場に長く旅行していた90年代は、マフラーとコートは


「お香」


を1ヶ月ぐらい、毎日ちょっとずつ焚き染めておく。


お気に入りなのが、京都の東寺さんのやつで、1ヶ月も焚き染めておくと3ヶ月ぐらい匂いがついているのだ(笑)


お香は香水みたいな強い匂いは漂わないから、列車なんかでも嫌みにならない程度に気休めになった。




笑っちゃいけないが笑えたのが。



香水ではないのだが、昔四川で中国の少数民族の人とちょっと付き合っていた時に、どうも付き合い出してから「自分の体臭」を気にしていたらしい。気にするほど体臭なんかなかったけどやはり垢臭いなとは思っていた。


事情はわかっていたし、鼻が曲がるぐらいではなかったからほっといたのだが、途中から毎日服を替えるようにしたり、部屋にくると自分のスニーカーを変な場所に隠していたりしていた(笑)


なんとも、いじらしいというか、日本人の生活習慣を数日で見極めていたからすごいと思ったりもした(笑)