私は山蔭基央氏を尊敬している。
それは肩書きに対してではない。
それは彼の生き様である。

古神道に精通した人物として
数々の素晴らしい著書を世に出された
功績はもちろんのこと、神道とヨガの
密接な繋がりを世間に残した唯一の
人物と言っても過言ではないからだ。

インタビューで我々は新興宗教だと
笑う豪快な人物であった山蔭基央氏。
その裏には山蔭神道の秘儀を守る為
京都山蔭と分派した歴史があった。

ご子息から伺う基央氏の生前の言葉は
数多くの金言が散りばめられていた。

偉大な人物は常に偉大な功績を残す。
それは百年先も語り継がれるものだ。

二番煎じや、付け焼き刃では無い
普遍的な本物の言霊である。

偉人が命を賭して残した大切な
教えを軽々しく私利私欲のために
利用している連中に腹立たしさを
覚えるのは当然の事である。

何を信じていようと勝手だが
その信仰は五十年先も続くのか?

嘘にも気付かず、盲目に詐欺師を
応援し、あるタイミングで急に
「昔と変わった」などと言い訳を
吐き、また別の誰かに信仰対象を
移していくような尻の軽い愚者が
溢れているこのSNS社会。

悪魔は巧妙に嘘を真実の中に隠す。

偽皇族に偽陰陽師・・
中には50 万円以上のセミナーや
仮想通貨に誘導する輩が存在する。

そいつらが何をして、その裏で
何を欲っしているのかを見極めよ。

黒戌 仁