今回の龍神結界を解く山梨の旅。


少し仮眠をとって深夜のうちから

旅館を出て山中諏訪神社の奥宮へ。

楽な道もあるがあえて険しい道を

選ばなければ霊験を授けられない

というのが修験道の教えである。


大きく裂けた山道が続く道なき

険しい山を無心で登っていると

少しずつ浮かんでくる太陽により

雲がまるで炎のように輝きだした。

赤い太陽はミシャグチである。



そして辿り着いたのは吉兆を示す
年に数回しか出ない絶景の赤富士。



山中諏訪神社奥社は本当に
素晴らしい聖域でした。



日の出に合わせて行う神事。



剣舞の舞では雲に龍神が現れた。



祝詞奏上ではまるで奇跡のような
雲からプロビデンスの目が現れた。
プロビデンスの目は神の全能の目。

その目の主はシュメールにおいては
淡水のアプスーの主とされるエンキ。

エンキはマルドゥクに名前を奪われ
歴史は大きく改竄されているが
本当のエンキは赤い太陽ミシャグチ、
ギリシャ神話においてのガイアであり
バビロニア神話におけるティアマト、
つまりは木花咲耶姫の母にあたる
神産巣日である。

彼女達は地球のために戦った神。



そして諏訪神社の横には
とてもひっそりと掲げられた
地球戦没者慰霊碑が。鳥肌である。



彼女の想いは我々が
掲げる信念を象徴している。

神事を終えると大きな龍神が
トグロを巻いて空へと舞い上がった。


下山後は、南朝ユダヤの聖域に。
そこは悪意を込めて神殿の中まで
心無い人間により荒らされていて
本当に胸が苦しくなった。
少しでも神域として復活することを
心から願いながら厳粛に掃除をした。


その後は世のスピ系がこぞって
参拝に訪れるようになったという
富士阿祖山太神宮に足を運んだ。

此処の主祭神は
元主一太御神
国常立太御神
元主天照主日太御神
であり、スノカミを頂点とする
出口王仁三郎氏の考えが反映された
今の日本神道からは失われた大切な
神の教えに基づいてるように感じた。

出来るだけ先入観を持たず、
英霊を感じるように努めていたが

世界中から著名なシャーマンを招き
記念撮影をしては境内に飾り立てて
厳かな神域である事を強調していて
宗教臭さにまず違和感があった。

確かにこの山自体は聖域ではあるが

雑多な人の想念が溢れかえっている。


話題の藁の三ツ鳥居で瞑想してみたが

電磁波的なエネルギーを感じてしまい

全くもって居心地がよろしくない。


何か細工がしてあるのだろうか?


しかしその後、都市伝説の裏の裏の

忍者犬シヴァが先生を待っているから

必ず行って来てほしいんだと頼まれた

富士阿祖山太神宮の真横にひっそりと

鎮座している山の神神社へと向かう。


正式名称は大明見山神社。

そこは素晴らしい聖域だった!

祝詞を唱えると頭上を虹の龍が現れる。


神事を行うと心地よい風が吹き抜ける。


奇しくも「山の日」にこの
山の神神社で神事を行えたのも
本当に素晴らしい導きだった。

華やかに飾り付けられた
富士阿祖山太神宮に隠れて
ろくに手入れもされぬまま
地元の一部の信奉者にだけ
ひっそり護られてこの神域こそ
本当の聖域だったと感じました。



本当に大切にすべき場所と言うのは
目先の利益だけを求めるのではなく
ただ静かにその土地を守り鎮座する
名もなき神なのではないでしょうか。

スピリチュアルを求めるのならば
目に映る煌びやかさや知名度ではなく
正しい霊性を養うべきです。

私も、また忍野八海浅間神社の
宮司様もまた同じ気持ちだと感じます。



最後は元は諏訪神社だった場所に
増設して世界遺産となった神社。
北口本宮富士浅間神社へ。

北口浅間神社ははるか昔は

一番大きな諏訪神社であり

阿蘇や浅間とは噴火する山という

アイヌ語であると忍野八海浅間神社の

宮司様から教えて頂きました。


とても空気の良い素晴らしい神社で
個人的には聖域神社十選に入る場所と
いえる聖地でしたが自分はどうしても
建御名方の血を受け継いだ人間なので
しっかり邇邇芸の仕掛けた結界は
解いて正しい形に治めてきましたw
写真ももう入らないので
今回の旅の報告はこれにて終了。

献身的に手伝ってくれた
3人の愛弟子たちとこの場所に
導いてくれたシヴァに心から感謝♪

神仙道家 黒戌仁