私はキリストやマリア、はたまた
不動明王や龍神と直接会話が出来る
という人たちがいる。

しかしそれは大きな間違いである。

あの世には時間の概念がない。
つまり過去も未来も全て
超越したものが神だからだ。

時間と空間と物質の三位一体を
同時に作り出した存在であり

三位一体の外に存在し、それらの
制限を受けないのが神だからだ。

それらの制限を受けてる時点で
それは決して神ではないのだ。

それら全てのものを超越し
その全てを通して存在して

それらに何一つも影響を
受けることがないのが神であり

人間に一方的に伝える事はあれど
人間の持つ善悪の価値観などには
全く関わることはなく、遥か太古の
歴史を読み解いても神と繋がるために
霊性が高かった当時のシャーマンや
巫女、神官でさえも厳しい修行や
トランス状態に己を極限まで追い込み
ようやく言葉を授かるようなものであり

大した修行もしていない俗なネットの
社会に甘んじている一般の人間が神と
軽々しく会話する事など出来る訳がない。

神と会話してると感じてるほぼ
全ての人間が神とは違う低俗なものを
神と認識して崇めているのだ。

カルト宗教はそういう所から生まれる。

我々が神話を通して追っているのは
そういう六次元までに存在する者。

それらは「神」ではないのだ。

正しくスピリチュアルを理解したいなら
正しくスピリチュアルの根源にある
歴史を経典から学ぶ事が重要なのである。

クロ戌