9月16日(水)は
オンラインサロン限定の
三峯神社&奥宮参拝ツアーでした♪

当日も90%の雨予報だった秩父。

しかし今回も奇跡が起きます。

見事に雨は降らず、何度か祝詞を
挙げてる最中には晴れ間も出る
霧の三峯巡りとなりました。

参拝前、奥宮への出発に合わせて
和太鼓が鳴り響き、神風に導かれて
弟子達を牽引し、奥宮まで駆け登り
1時間ほどで奥宮まで!
僕のツアーは観光じゃない。
修行だと常々言っておりますがw

結構キツい登山修行にも関わらず
文句ひとつも言わずに着いてきた
参加メンバーを誇らしく思います。

三峯にバスで向かう途中や
登山中にも多くの参拝者の方に
「クロ戌さんですか!?」と何度も
声を掛けていただいたりとなんとも
気恥ずかしくも嬉しくもある旅でした。

 
今年で10年を迎える三峯神社との縁。
本当に多くの人達と縁を結べました。

生まれてすぐに親に捨てられ
孤児院で育ち、5歳から家族を知り
僕が父親から幼少期にずっと
習わされていたのは極真空手でした。

愛情を受けてこなかった僕が
死ぬ寸前まで受け続けた暴力以外で
唯一・・父を感じるもの。
それが極真空手でした。

生まれて初めて三峯に訪れた際に
導かれるように記念碑を見つけて
大山倍達の聖地だと知った時には
自然と涙が溢れました。


当時の三峯は年配者しかいなかった。
若者などほとんどいなかった。

初めて三峯の追儺祭に参加した時は
宮司が自ら若い僕らのもとに足を運び
その頭を下げ、両手を握ってくれ、

これからは君達のような若い人たちが
必要だから是非これからも神社を愛して
信仰心を大切にしてくださいね。

と心が震える言葉を頂きました。


10年前のあの日から僕はこの聖地に
多くの人を導く「狼」になろうと決めた。

しかし人の心は時と共に変わりゆき
時代と共に格式や体裁を守るためにと
神職につく者さえも嫉妬心に苛まれて
他人の使命感や善意にさえ猜疑を抱き
陰口を囁き、潰そうとする者が現れる。

しかし三峯神はあの頃と何も変わらずに
そしてこの10年間、いつも違った景色で
僕を勇気付け、優しく包み込んでくれる。

産土神である日本武尊が祀られ
自分の同郷である役小角が修行し
大山倍達の修行の聖地であり
宮本武蔵が二天一流を編み出した場所。

誰が偉いとか、どれだけ金を出したとか
そんな事になんか意味があんのか?

大切なのはそこに居る人じゃなく
聖地そのものであり、賢人達の意思。

彼らに誓い、俺は金儲けの為に
この聖地を扱った事など一度もない。

だからこそ俺のツアーは必ず晴れる。
俺が行けば台風予報だろうと晴れる。

この10年間、四百人を超える人たちを
この聖地に導いてきた。

俺は変わらないよ。
この強い想いは何も変わらない。

俺は誰にも媚びはしないし、
自分が胸を張って正しいと思う事をする。

いつも最高の臨場感と素晴らしい時を
与えてくれる三峯神に、心より感謝を。

この10年間、本当にありがとう。


黒戌仁/クロ戌