他人をカリスマや教祖と呼び

オーラがあるとかなんとかと

相手の一部だけを盲目に捉え

囃し立てる者たちがいる。


しかしその多くはその対象に

対する個人的な主観と関心で

そう感じているだけの偶像崇拝。


弱い人間は無意識に

すがりつける対象を探して

そこに自分を委ねて群れをなし

中身の伴わない安寧を盲信して

時には相手に身勝手に幻滅して

飽きては手離すという愚行を

愚かにも繰り返している。


クロ戌