さて前回の出雲巡礼の続きです。

 

出雲巡礼 最終日の話の前に

地祇(ちぎ)系に属する国譲りを

行った素戔嗚の子孫の一族と

 

杵築大社(現:出雲大社)の祭祀を

司った出雲国造りの家系である

天穂日命(アマノホヒ)の子孫、

天孫系の一族について、もう少し

詳しく知りたいとの声があったので

簡単にお話しましょう。

 

地祇系の一族とは古来よりこの地に

住む純血日本人の縄文人の事です。

 

そして天孫系の一族とはユダヤの

思想を持ち、中国より日本へと

侵略してきた弥生人の事を指します。

 

しかし、彼らも元は日本人なのです。

 

遥か遥か昔、彼らはカヌーに乗って

祖国を離れ、様々な国へと降り立ち、

幾百年の歳月を経て、様々な文化と

血を混じらせながらシルクロードを

渡り、日本へ凱旋した縄文人なのです。

 

彼らは自らを天照大神の血族と名乗り

原始的な狩猟民族であった縄文人を

追い出し、領土という価値観を広め、

農耕を主とする文化を定着させて

「天皇」として君臨したのです。

 

だから国譲り、そして国造り。

 

北へ北へと追い出された縄文人は

蝦夷、アイヌの民へと変わります。

 

そしてアメリカ大陸へと渡った彼らの一部は

自然信仰のネイティブ・アメリカンへと姿を

変えていったのです。

 

そう考えると僕がなぜ幼少期から

ネイティブ・アメリカンの思想や

その生き方を心から愛し、アイヌ

民族の伝統楽器イオンカ奏者として

生きる様に導かれたのかも納得です。

 

さて、出雲最終日はタクシーの

運転手がオススメしてくれたので

まずは八重垣神社に向かいました。

 

 

素戔嗚と櫛名田比売(クシナダヒメ)

が祀られた神社との事だったのですが

行ってみるととても女性的な神社。

 

 

本殿を撮影したら龍神様の気配。

参拝後に霧雨が降りだしました♪

良い吉兆です。

 

 

山神神社はおてぃんちんが祀られてます。

 
三峯神社のごもっとも神事と同様の
繁栄と五穀豊穣を願う土着信仰ですね。
 
お月さまの灯篭が可愛かったです♪
 
おみくじの紙を池に沈めるとメッセージが
浮き上がってくるというもの。
 
僕に浮き上がってきた文字は
「人の助けを借りてみる」でしたw
得意じゃないんだよね~(笑)
 
沈むのが早ければ望みが早く叶うとか。
 
この神社の人気スポットのようで
たくさんの女子たちがキャッキャッ!
言いながら集まっていました。
 
おっさんがひとり、うんこ座りで
「早く沈め~、沈んでくれ~」と
祈る姿は異様だったに違いありませんw
 
焦る気持ちとは裏腹に紙はなかなか
沈んでくれず、女子の視線が痛くて
「なにこれ?なんの苦行??」って
なりました(笑)

 

素戔嗚より櫛名田比売の力が強い

イメージで、調べてみるとやはり

夜を守る神社との事で、この地方は

出雲よりも女性のエネルギーが強く

出雲大社が苦手な女性はここで

恋愛祈願をするといいかもですね♪

 

そのあとは神魂(かもす)神社へ。

海もないのに磯の香りがします。

 

こちらも主祭神は女性神、伊邪那美が

鎮座するパワースポットでした。

 

灯篭かわいいw
 

境内に着くと同時に雨は止み

凛とした英気が満ちていました。

 

 
 

内部は千木が内削ぎ、内部構造も

出雲大社と左右逆の造りになっています。

 

 

宮司も女性でしたが、この宮司、

ちょっと神職に携わる人間として

態度が有り得なすぎて怒るよりも

むしろ笑えました。

 

まぁにわかスピリチュアルな人間が

日々あれこれ、聞いてくることに

うんざりしているのでしょうけど、

自分は特に何も話す事なく、神社の

起源を軽くお聞きしただけなんだけど

目も合わせもせずに、終いには

明日は例大祭で忙しいのにと愚痴り、

ため息交じりで、面倒くさそうに、

御朱印帳を書いて渡す始末(笑)

 

いや、お前の都合は知らんがな(笑)

と言いたくなるのを抑えてニッコリ

笑ってご朱印帳を受け取りましたw

 

後から聞いた話ではこの女宮司は

かなり悪評か高いみたいで(笑)

社務所にも殆ど居らず、ご朱印帳を

書いてもらえるのはかなりラッキー

だとかwww 嫌々書いてるけど(笑)

 

まぁ宮司は出雲大社も含めて全く

期待していないので(笑)ともかく

神在月には出雲大社ではなく本当は

この神魂神社に日本中の神様が集まると

言われていて、出雲神社の25代までの

宮司は神魂神社の宮司だったという

歴史もある事などから、出雲神社の

前身が神魂神社という噂もあります。

 

しかし、鶴岡八幡宮のように宮司が

誰かの恨みを買って、また日本刀で

斬り殺されないことを願います(笑)

 

本殿よりも此処が気になりましたね。
なんの神事を行っているのか不明です。
 
氏子以外は触るなと書いてました。
 

境内には洞窟もありました。僧侶のような

イメージで出てきたのだけど神仏習合の

時代に僧侶が瞑想でもしてたのかな?

 

あまりウェルカムな印象ではないのは

踏み込むことを拒否しているのかなと。

 

まぁ遊び半分でパワースポットだ!と

荒らさないようにしましょう(笑)

 

 

そして巡礼最後の真名井神社へと続く!

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