動物霊にも幾つか種類があります。

代表的な低級霊として、狐、タヌキ、
イタチやムジナ系、蛇(黒系)などが多いです。

龍・狼・牛・鹿・羊・白蛇・鴉・は
別格でここで語る動物霊(低俗霊)として
当てはまりませんのであしからず。

今回は動物系の霊障を受けている人の
症状などを中心にお話をしていきます。


まずは動物霊=低級霊と考えます。
これらに取り憑かれる最たる要因は3つ。
金・欲・楽 です。

わかりやすく一例をあげるなら
駅チカなのに(楽)
ペット可(又はデザイナーズ)物件(欲)
(又は見栄やステータス)
で、家賃が安い(金)

を探して住むと高確率で事故物件です。

殆どの動物霊に言えますが
取り憑かれた人は目に力がなくなり
どんより濁っています。

笑顔にさえ覇気がありません。

手足が冷たくなる事が多く、
睡眠不足気味で、目の下にはクマが出来、
日常生活においても集中力が欠如、
初期段階では何もない場所でつまづく、
落し物が増える、財布をなくすなど
普段は起こさないイージーミスが増えます。

中期に入ると、寝室や水周りに汚れが
目立つようになり、埃などが目についても
部屋を片付けようという気力が湧きません。

動物の毛や髪の毛などが床に
散乱していても気に止めなくなります。

たとえ掃除をしたとしても視界に入らない
場所は手をつけず、気づけば部屋中が
ゴミだらけというケースもあります。

熱心に行っていた神社に興味が薄れたり
立ち寄れなくなることも多いです。


自分の体にも関心がなくなり、
スポーツをしたり、外を出歩く事が
とても億劫に感じるようになります。

狐憑きの場合、多くは物欲への意識、
依存心が高まるので、全てにおいて
人と自分を比べ、何かに執着します。

利益やお金に対する執着心が強くなり、
堅実な方法では無く、楽してお金を稼ぐ
方法を模索しだし、急に株などに興味を
持ち始めたり、散財が増えたりします。

末期になると、冷静に考えれば誰もが
判りそうな事にさえ思考が回らなくなり
思い込みの言動が増え、会話は支離滅裂。
統一性がなく否定的、攻撃的になります。

親しかった人とも目をあまり
合わそうとしなくなる事も多いです。

執着心から収集癖を患う事も多く、
モノを捨てる事に苦痛を覚えたり
靴や鞄など同じようなものをいくつも
集めたりする傾向が強いのも特徴です。

賞味期限が切れたものさえ
勿体無いからと捨てずに置いておいたり
縄張り意識が強くなり、狭い人間関係に
固執し、部屋を勝手に掃除をされたり
モノを捨てられると逆上したりします。

ゴミ屋敷に住んでいる人間や
繁華街の路上で座り込む若者たち、
またホームレスの多くは動物憑きです。

そして同じ穴のムジナとはよく言ったもので
そういう症状を抱え込むと、同じような
憑き物付きが近づき、それが大きな群れに
なっていきます。そうカルト宗教や、
現代的なものだと2ちゃんねるなどで
他人の誹謗中傷を書き綴る者達でしょう。


また、常識の範囲を超える数の
犬猫の多頭飼いにも注意が必要です。

ペットを大量に買う理由は自分の中の
物足りなさや、寂しさを埋めるためで
その深層意識はとても利己的で、高い
確率で動物霊に支配されています。

多くのケースで、家は汚く、悪臭がして
ペットを一箇所に隔離して飼っている
事が多いのも特徴的でしょう。

これは「支配欲」の表れであり、決して
動物に対する慈愛などではありません。

憑き物が憑いた家族や恋人から
悪い影響を受けて自分もどんどん
ダメになっていくケースも多々あります。

上記の場合、たとえ修行した人間でも、
自分がとり憑かれてる事に気付けない
事が多いのでタチが悪いといえます。

「恋は盲目」とはよく言ったもので
本人が恋人や家族を庇い、絶対に自身や
相手が憑かれていると認めないからです。


ただ、動物霊に取り憑かれるというのは
決して珍しい事ではなく、日常生活で
憑いたり、離れたりを繰り返しています。

動物霊がずっと取り付く事のない理由は
人間には基本スペックとして、低俗霊に
対する免疫が本来備わっているからです。

しかし自覚症状がありながらも惰性の
生活や欲望に囚われて生きている場合、
動物霊に長く取り憑かれる事になり
その動物霊に懐かれてしまいます。
(亡憑く)といってもいいでしょう。

そうなるともうなかなか離れません。

霊障が重篤になると首の後ろが
異常に冷たくなる
のが特徴的です。

髪はボサボサで、まるで艶がなく
体型は極端に太っている、または
極端に痩せている事が多く
見た目が不健康なのが特徴です。

動物霊にとり憑かれている場合、
本人の自覚無しに祓う事が出来ません。


もし自分や恋人、親兄弟などに
思い当たる節がある場合は氏神様か
産土神様の神社か、自身の宗派の仏殿で
必ず除霊、御払いをしてもらいましょう。


クロ戌


※このブログは2014年8月に記載した記事の転載です。