1999年7の月、恐怖の大王が降ってきて地球が滅亡する・・。


日本で多くの人がその恐怖に怯えたノストラダムスの大予言の一節である。


このノストラダムスを日本中に広めたのは「五島 勉」という小説家であるが
ノストラダムスの大予言という著書で大儲けした稀代の詐欺師とも呼ばれている。


このノストラダムスという人物・・

日本ではとても有名人だが、海外では全く知られていない
無名の預言者であることをあなたは知っていただろうか?


だから世紀末にハリウッドなどで、まったくノストラダムスについて
映画化とかがされなかったでしょ?

でもマヤ暦の話は大々的に有名だったから、この数年間で
「2012」などの世界終末映画がハリウッドなどで大量に映画化されている。


そして巷では、いよいよ訪れる人類滅亡の日が話題となっている。


前回の1999年に続き、懲りもせず霊感商法で金を儲けようと
多くのカルト教団が信者の取り込みキャンペーンに躍起だ。

一部のキリスト教系のカルトグループなどは終末を心待ちにしている。

何故なら、ハルマゲドンの後、神とイエスが地上に降臨し、
キリスト教の熱心な信者たちは救済され、神の千年王国に行けると信じているからだ。


12月21日に世界滅亡が始まり、3日間で人類は絶望の底に沈む。
そして12月25日・・神の子が地上に現れて、信者のみを救う・・。

そんなことはありえないので安心してくださいw



あらゆる宗教団体や予言者たちが「2012年・人類滅亡説」に相乗りしている。

一番有名なマヤ文明の予言では「太陽が生まれ、老いて死を迎える」という
ある決められた周期によって時代が変わる事を発見。
過去に5回、その「太陽の時代」を予言しているというのだ。
そして第5の太陽の時代が最後の時代であるとし、それ以降は人類の時代が
終わると記している。

マヤの大周期で言うと5125年、現代の暦に換算すると
2012年12月22日でマヤの暦が終わっている計算となる。

つまり、この日に全人類は滅亡するため暦はこれ以降必要ないという
仮説を多くの預言者が立てているのだ。

ニューエイジの中には2012年に地球そのものがフォトンベルト
(エネルギー光子の集合体)に突入するという説をあげるものも多い。

このフォトンベルト突入は一万年に一回であり、前回の突入で、ムー大陸や
アトランティスなどの古代文明が滅びたと言われている。

この時期に入ると、殆どの人間は肉体を維持できなくなり、
一部の新人類だけが肉体を必要としない超人類に次元昇華するのだそうだ。


ネイティブ・アメリカンの中でも神からの言葉を伝承し続けているといわれる
ホピ族の予言では、「世界は今物質への強欲のためにバランスを失っており、
このままでは世界は終わる。」という神託があったという。
その時期がまもなく到来すると実しやかに囁かれている。

他にも太陽フレア説や惑星Xの衝突など様々な人類滅亡の仮説が取り上げられているが
安易に恐怖心を煽る宗教団体やカルト教団などにどうか騙されないで欲しい。


彼らは人々の恐怖心を食い物に金儲けを画策しているのだ。



東日本大地震の時にも、一部のスピ傾倒者たちが

「祈れば地震も収まり、亡くなった人達も浄化される。」

などとひたすら祈ってください、祈ってください、と呟いていたが

五体満足であるなら、物資を送るとかボランティアに参加するとか

「祈ってねーで動け!」と言いたい。


神頼みで世界は救われはしない。

また、我々の祈りが届いたのだ・・
何もせずに喜んでいる神論者達にも怒り心頭である。



いつ、なんどきであっても、出来る事を精一杯やって生きる事。

大切なのは祈ることではなく、世界を変えようとする意志である。



PRAY FOR THE EARTH
世界は終わりはしない。



気付けば今日がマヤの地球滅亡の日。


そして今日は冬至、一年の間で昼が最も短く、夜が最も長くなる日。


何にせよ特別な日である。



地球上の多くの人たちが・・今日、この日、この時間、

命があり、生きていることに感謝する日となるでしょう。



愛する人を抱きしめ、日頃の感謝の言葉を伝えましょう。


新しく生まれ変わる気持ちで明日を迎えましょう。



クロ戌


$タロット占い師・クロ戌ブログ