グラストンベリートーアからゲストハウスに戻ってすぐに
mama's TAXIのスーさんがお迎えに来てくれた。
慌ただしくタクシーへと乗り込み、キャッスルキャリーまで。
スーさんが観光はどうだった?
と聞いてきたので
とても有意義な時間を過ごした、奇跡が沢山あったよと伝えた。
実は昨日も女の子の日本人客を二人乗せて
グラストンベリーに来たのよ~と彼女は笑った。
そういえば二日目の昼頃、チャリス・ウェルを出たときに
二人の日本人女性とすれ違った。
20代前半の女の子たちで、声はかけなかったが、
こんな場所で日本人に出会ったので印象に残っていた。
僕が頭の中でその時の事を思い出していると
スーさんが朝食は美味かったか?と質問してきた。
僕はゲストハウスのオーナーのスティーブンが殆ど居なかったから
朝食は自分であるもの作って勝手に食べたんだよ~と答えると
急に「なんだって!?そんなB&B聞いた事ないよ!」と怒り出した。
僕にとっては初めての海外旅行で、B&Bが本来どんなものかも知らないので
むしろ気を使わず、気楽で楽しかったよと、何故か僕がスーさんをなだめた(笑)
そうこうしている間にタクシーはキャッスルキャリーに到着した。
キャッスルキャリーの看板の前で記念撮影w
スーさんと写真撮るの忘れたなー。残念w 次回こそ♪
スーさんと別れを告げ、電車に乗り込み、パディントンに向かう。
シートの前にはテレビが取り付けられている電車で有料で
色んなテレビ番組を見る事が可能だ。
前に座っている高校生くらいの女子が二人、イヤホンをつけて
音楽番組を見ているようで二人の楽しそうな鼻歌が心地よく聞こえてくる。
こういうのもまた海外旅行ならではの面白さなのだろう♪
少しウトウトしていると、あっという間にパディントンに着いた。
パディントン駅で田村さんに紹介して頂いた谷さんと初対面♪
大変だったでしょ~!と、彼女は笑顔で暖かく出迎えてくれた。
お歳を召した方だと勝手に思っていたので、若々しく綺麗な女性なのに驚いた。
よく初の海外旅行に単独でグラストンベリーに行こうと思ったわね?
私もう10年もイギリスに住んでるけど緊張するもの。
それはホント、人に自慢して良いわよw
と彼女は屈託の無い笑顔でニコニコ笑った。
彼女に促されるまま、まずはパディントン駅で荷物を預け、
僕の最後の目的地、テンプル騎士団の聖地「テンプル教会」へ向かう。
12世紀後半にテンプル騎士団の英国本部として建てられた場所である。
当初、予定に組み込まれていなかったパディントン行き。
しかし運命の引き寄せでパディントンに来る事になり、
また何故か、強烈に、過去に此処に住んでいたような懐かしい感覚を覚え、
そしてその場所には、あのテンプル教会英国本部があったのだ。
地下鉄に乗ってテンプル駅へ。
ますます前に訪れた事のなるような不思議な感覚・・
駅前にあったシティオブロンドンのドラゴンの像。
十字の盾はテンプル騎士団の盾がモチーフである。
場所を調べましょうか?という谷さんを制して僕は
「多分迷わず辿り着きますよ。呼ばれているから。」
と言って歩き出した。
テンプル騎士団はバチカンによって弾圧された組織である。
そのため、テンプル教会は様ざまなビルの中に密かに建っている。
地図を見ながらでもたどり着くのが難しい事で有名なのだが
確信に近いものを感じながら、僕は難なくその場所にたどり着いた。
受付の入り口らしき場所で数名の人が話していた。
そう、今日はこれからテンプル教会でタイミングよく
パイルオルガンのミニコンサートが開催されるのだ。
神父さんから説明を聞いてる谷さんを通り過ぎ、僕は歩き出した。
ここは正門じゃない・・
そんな不思議な感覚を覚えて、教会を周っていると、
今はもうメインでは使われていないのだろう・・
堅く閉ざされた大きな門が目の前に現れた。
やっぱりね。
僕は正門の前でゆっくりと片ひざを着いて、一礼を捧げた。
開演時間が来て、入り口からテンプル教会内に通される。
教会内は荘厳な雰囲気に包まれていた。
そして遂に・・僕の眼下にテンプル騎士団たちの墓が現れた。
左右に4対ずつ、対象に並べられた騎士たちの姿を模した石造りの墓。
映画「ダヴィンチ・コード」でも撮影場所に選ばれた場所だ。
一体、一体に対して片ひざを立て、一礼を捧げる。
そしてこの瞬間の巡りあわせに心から感謝をした。
そして彼らからのお返しが今日、この日、この時間に、
偶然、開かれるパイプオルガン・コンサートなのではないかと感じた。
パイプオルガン・コンサートはしめやかに執り行われ、
巡礼者たちは奏者に惜しみない拍手を贈った。
コンサート終了後に教会内をゆっくりと見学する。
さすがは異教徒と迫害されたテンプル騎士団の教会だけあって
バチカンに邪教と蔑まれても仕方なさそうな造形物が沢山あった(笑)
あーこれは確かに悪魔だわなーw
痛い!痛い!なんでこの人、耳食われてんの?(笑)
これ犬?w なんてシュールな顔してんだ!www
なんとも不思議でコミカルな像が多くて面白いw
最後に教会をバックに撮影♪
とても有意義な僕のグラストンベリーでの旅はこれでほぼ目的を達成♪
つぎでラストです♪
皆さん長らくのお付き合いありがとうございました(^^)
つづく
mama's TAXIのスーさんがお迎えに来てくれた。
慌ただしくタクシーへと乗り込み、キャッスルキャリーまで。
スーさんが観光はどうだった?
と聞いてきたので
とても有意義な時間を過ごした、奇跡が沢山あったよと伝えた。
実は昨日も女の子の日本人客を二人乗せて
グラストンベリーに来たのよ~と彼女は笑った。
そういえば二日目の昼頃、チャリス・ウェルを出たときに
二人の日本人女性とすれ違った。
20代前半の女の子たちで、声はかけなかったが、
こんな場所で日本人に出会ったので印象に残っていた。
僕が頭の中でその時の事を思い出していると
スーさんが朝食は美味かったか?と質問してきた。
僕はゲストハウスのオーナーのスティーブンが殆ど居なかったから
朝食は自分であるもの作って勝手に食べたんだよ~と答えると
急に「なんだって!?そんなB&B聞いた事ないよ!」と怒り出した。
僕にとっては初めての海外旅行で、B&Bが本来どんなものかも知らないので
むしろ気を使わず、気楽で楽しかったよと、何故か僕がスーさんをなだめた(笑)
そうこうしている間にタクシーはキャッスルキャリーに到着した。
キャッスルキャリーの看板の前で記念撮影w
スーさんと写真撮るの忘れたなー。残念w 次回こそ♪
スーさんと別れを告げ、電車に乗り込み、パディントンに向かう。
シートの前にはテレビが取り付けられている電車で有料で
色んなテレビ番組を見る事が可能だ。
前に座っている高校生くらいの女子が二人、イヤホンをつけて
音楽番組を見ているようで二人の楽しそうな鼻歌が心地よく聞こえてくる。
こういうのもまた海外旅行ならではの面白さなのだろう♪
少しウトウトしていると、あっという間にパディントンに着いた。
パディントン駅で田村さんに紹介して頂いた谷さんと初対面♪
大変だったでしょ~!と、彼女は笑顔で暖かく出迎えてくれた。
お歳を召した方だと勝手に思っていたので、若々しく綺麗な女性なのに驚いた。
よく初の海外旅行に単独でグラストンベリーに行こうと思ったわね?
私もう10年もイギリスに住んでるけど緊張するもの。
それはホント、人に自慢して良いわよw
と彼女は屈託の無い笑顔でニコニコ笑った。
彼女に促されるまま、まずはパディントン駅で荷物を預け、
僕の最後の目的地、テンプル騎士団の聖地「テンプル教会」へ向かう。
12世紀後半にテンプル騎士団の英国本部として建てられた場所である。
当初、予定に組み込まれていなかったパディントン行き。
しかし運命の引き寄せでパディントンに来る事になり、
また何故か、強烈に、過去に此処に住んでいたような懐かしい感覚を覚え、
そしてその場所には、あのテンプル教会英国本部があったのだ。
地下鉄に乗ってテンプル駅へ。
ますます前に訪れた事のなるような不思議な感覚・・
駅前にあったシティオブロンドンのドラゴンの像。
十字の盾はテンプル騎士団の盾がモチーフである。
場所を調べましょうか?という谷さんを制して僕は
「多分迷わず辿り着きますよ。呼ばれているから。」
と言って歩き出した。
テンプル騎士団はバチカンによって弾圧された組織である。
そのため、テンプル教会は様ざまなビルの中に密かに建っている。
地図を見ながらでもたどり着くのが難しい事で有名なのだが
確信に近いものを感じながら、僕は難なくその場所にたどり着いた。
受付の入り口らしき場所で数名の人が話していた。
そう、今日はこれからテンプル教会でタイミングよく
パイルオルガンのミニコンサートが開催されるのだ。
神父さんから説明を聞いてる谷さんを通り過ぎ、僕は歩き出した。
ここは正門じゃない・・
そんな不思議な感覚を覚えて、教会を周っていると、
今はもうメインでは使われていないのだろう・・
堅く閉ざされた大きな門が目の前に現れた。
やっぱりね。
僕は正門の前でゆっくりと片ひざを着いて、一礼を捧げた。
開演時間が来て、入り口からテンプル教会内に通される。
教会内は荘厳な雰囲気に包まれていた。
そして遂に・・僕の眼下にテンプル騎士団たちの墓が現れた。
左右に4対ずつ、対象に並べられた騎士たちの姿を模した石造りの墓。
映画「ダヴィンチ・コード」でも撮影場所に選ばれた場所だ。
一体、一体に対して片ひざを立て、一礼を捧げる。
そしてこの瞬間の巡りあわせに心から感謝をした。
そして彼らからのお返しが今日、この日、この時間に、
偶然、開かれるパイプオルガン・コンサートなのではないかと感じた。
パイプオルガン・コンサートはしめやかに執り行われ、
巡礼者たちは奏者に惜しみない拍手を贈った。
コンサート終了後に教会内をゆっくりと見学する。
さすがは異教徒と迫害されたテンプル騎士団の教会だけあって
バチカンに邪教と蔑まれても仕方なさそうな造形物が沢山あった(笑)
あーこれは確かに悪魔だわなーw
痛い!痛い!なんでこの人、耳食われてんの?(笑)
これ犬?w なんてシュールな顔してんだ!www
なんとも不思議でコミカルな像が多くて面白いw
最後に教会をバックに撮影♪
とても有意義な僕のグラストンベリーでの旅はこれでほぼ目的を達成♪
つぎでラストです♪
皆さん長らくのお付き合いありがとうございました(^^)
つづく