クロ戌のルーツを辿るグラストンベリーへの旅♪

そのルーツを辿る前に、まず僕自身の説明をしておきます。


僕の名前の由来は前回、書いたので
こちら→クロ戌と言う名前のルーツ

これから僕と言う人間のルーツを説明していきます♪


僕は前回、少しだけ書きましたけど
こちら→三つの世界を行き来する者

タロット占い師として約20年、
パンクロックをベースとした音楽に携わり25年、
海賊をメインモチーフとしたデザイナーとして21年。

この3つは僕を語る上で絶対に欠かす事の出来ないものです。

どれも僕の人生を賭けて行う事柄であり、
それぞれの世界をとても大切にしています。

それぞれに接点は無いように感じるこの3つの事柄。

その全てがグラストンベリーに繋がっていたのです。



僕は幼少期の凄惨な日常から、あまり笑うことの無い子供でした。

施設から引き取られ、父親からの惨い虐待の日々の中で

僕の心は深く閉ざされていました。


学校でも他の生徒たちと馴染む事が出来ず、

いつも独り、図書室だけが僕の憩いの場所でした。


そこで絵を描き続けていた事が、僕のデザイナーとしての
基盤を作る良い結果となったのだけどw


そこで僕は一冊の本に出会い、ずっと夢中になって読み耽ってました。

それはアーサー王伝説の本。
$タロット占い師・クロ戌ブログ
詳細はこれね→アーサー王伝説

ただの少年だった15歳の男の子が、屈強な戦士たちが誰一人として
引き抜く事が出来なかった岩に刺さった聖剣を引き抜き、
王になっていく姿は、地獄のような日々を生きていた僕の心に深く響きました。

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ここから僕は騎士道精神を学び、また指輪物語などの
ファンタジーの世界にどっぷりハマッていったのです。

同時期にキャプテンハーロックもTVで上映され、
宇宙の海を自由に馳せる男の姿に強い憧れを抱きました。


$タロット占い師・クロ戌ブログ
彼は僕のスタイルの雛形となりました。

長い髪
黒と赤のコントラスト
ドクロのインナー
タイトなブラックパンツ
ロングブーツ
ベルトの二本付け
視力が殆どない片目

改めて見ても類似点多いなw



数年前、もう霊能者は辞めてしまったけど実力ある霊能者の
お師匠さんに僕は前世療法を受けたことがありました。

その時のブログ→前世体験


日本じゃない・・どこかの国。

ケルト人かな?(中略)

僕は無骨で体格の良い修道士。

でも修道士と呼ぶには汚い身なり。

髪はぼさぼさ、髭はぼうぼう。

名前は捨てたよう・・生きる目的は探求。

でも全ての俗世から遮断された世界で生きた人。

厳格で物悲しい修道院のような場所で一人、

誰にも知られずにその生涯を終えた人。

彼は自分の人生に自分なりの答えを見出し、

僅かながらの満足感のなかで生涯を終えた。


その時に出たのはこんなイメージ。



前世の僕は、神に近づくための修行には満足しているが
とにかく孤独で寂しかったと語りました。

人目を忍び、外界から遮断された生活の中で生きたことが。


だから生まれ変わった僕は信じられないほど人脈に恵まれている。


出会いと別れは常にあり、常に移り変わるのだが
必ず時期を待っていたかのように出会いが訪れるのだ。


何よりも僕は今まで
自分が心から会いたいと願った人と会えなかったことがない。



クロ戌の名前のルーツでも語った幼少期に出会った霊能者が

「あなたはなんて波乱万丈で苦労の絶えない人生を送るのだろう・・

でもあなたは女性の神様と神格化したイヌ(狼)の眷属に守られている。

あなた自身、とても強い「人を引き寄せる力」があり、そのため多くの

人脈に恵まれるだろう、壮絶な人生を笑顔で乗り越えられるほど。」

そう言った彼女の言葉は怖いくらいに当たっていました。




思春期に入ると、周りの同年代の若者と同様に
僕も世間的に不良と呼ばれる者になっていきました。

自分の置かれた立場が人と違うことを理解し、
不条理な日常に怒りと不満を強く感じていた僕の心は
容易く暴力という日常になじんでいきました。

親が暴力団の幹部で、幼少期から極真空手を英才教育で
習わされていた僕は腕っ節も普通の子供とは違っていました。

何より毎日の虐待が酷すぎて、同年代の若者に恐怖心を抱くことが
全くなかった事が、僕の荒んだ心を暴力の最前線に追いやっていました。

でも僕はその中で、群れをなし、虎の威を借る事で自分を誤魔化しながら
生きている多くの者たちに常に疑問を感じていました。

そんなとき、僕はパンクロックという音楽に出会いました。

心の中に深く深く浸透したその反骨精神という名のメッセージは
僕の人生を大きく変えるものでした。

もしこの音楽に出会ってなければ、僕はきっとエスカレートしていく
暴力的の日常から人の道を踏み外し、少年院に入れられ、
父親の跡を継ぐしか人生の選択肢はなかっただろうと思います。

そんな僕の人生を変えてくれたバンドのアーティストと今、
僕は肩を並べてお酒を飲ませて貰えるまでになりました。

これも幼少期に出会った霊能者の言葉どおり「強い引き寄せ」なのでしょう。


高校には行けず、家を飛び出し、服飾の道に進んだ僕は
絵を描く事が大好きだった事もあり、いつか自分のデザインを
洋服にしたいと思っていました。

「海賊」「ドクロ」「中世」「悪魔」などのモチーフをメインに、
インディーズアーティストのCDジャケットの製作や洋服ブランドの
デザインの仕事なども数多く手がけました。

長い歳月の中で、職場は転々と渡り歩いたけど
服飾の仕事を辞めようと思ったことは一度も無かった。

しかし服飾という仕事は薄給で、生活のためにも昼は服飾、
夜はBARなどでバイト、たまに路上に出て占うというのが
僕のライフスタイルでした。

そして紆余曲折の歳月を得て、数年前に僕は自分の
デザイナーとしての集大成である会社を設立しました。


僕が占い師となったきっかけは以下に記載しています。
これね→タロットデッキとの深い縁

占い師としての僕は皆も良く知っている僕ですw



ではそろそろ僕の魂のルーツを探る旅・・


聖地グラストンベリーの話を始めましょう。



$タロット占い師・クロ戌ブログ


つづく