僕は現在、占い師としてではなく
霊能者として活動を行っております。

そのため、僕は相談者に依存させない事を
第一に考えた鑑定を行います。


占いはレジャー感覚で行く人が少なくない。

しかし自分の体調が悪くなった事を懸念して
病院に行く時に楽しい気分で行く人はいない。


医者も霊能者も本当に現状を変えたい
(症状を緩和したい)
と思った時にかかる

ものではないでしょうか?

占い師はサービス業。
霊能者は「癒(医)療」

であると僕は考えています。

占い師の多くはサービス業として自覚して
いるため、時に顧客の多さをPRします。

当然、顧客が定期的に来店すれば
占い師は儲かる訳ですから。

しかし、言い換えれば、何度も定期的に 
「顧客」が占い師を訪ねて来るという事は
その相談者の「心」を占い師は
根本的に治療をしていない

という事にならないでしょうか?

TVに出ている占い師でも
「必ずしも当たる占い師ではない」
というのもなんだか納得できるような
構図ではありませんか?

製薬会社が完全に病気を治療できる
薬を作らないのは利益が出なくなるから
症状を和らげる薬しか作らない・・
というのは有名な話ですが、まさに
同じような事を行っている占い師も
少なくないように思います。


勿論、日々の愚痴などを聞いて欲しいだけで
根本的解決を望んではいない相談者も居て
彼女たちにしてみたらとても都合の良い
サービス業ではあるのでしょうけど。

 
実際に僕は多くの占い依存者を
「占い断ち」させてきました。


勿論、鑑定後、すぐに変われる人もいれば
結果が出るまでに時間が掛かる人もいます。



後者でも、自ら変わろうとしている人
少しずつ改善されていくのが目に見えて
判ります。

一見、パッとしなかった女性が3ヵ月後に
再び僕のもとに訪れて、見違えるほど
綺麗になっているのを見る事も少なくなく、
とても嬉しい気持ちになります。

当初は恋人が出来ない事の相談だったのが
いまや男に悩んでいる相談になっている事も。


傷付くという事は、成長しているという事。
成長しようとしているからこそ人は傷付く。

その事に気付いた女性はとても素敵な
笑顔を見せてくれるのです。

僕のところに相談に来た者が同じ相談で
1ヶ月以内にまた訪れる事は稀ですし、
むしろ内容によってお断りする事もあります。

多くの相談者たちが、親や兄弟、友人に
僕のことを伝え、その人がまた人に伝え・・
という皆様のおかげで純粋なクチコミの
来客にのみ追われる日々を送っています。

人は誰しも、病気になるものです。

そうなった時に癒者として治療を行う
そんな存在で僕はこれからも在りたい。


だからこそ僕は「霊能者」を名乗り、
鑑定を続けているのです。


クロ戌

※このブログ記事は2011年4月に記載したものの転載です。




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