人はいつその生涯を終えるかわからない。

だからこそ一日一日を大切に生きなければ。

あなたが空しく生きた今日は‥

昨日死んでいった者が
あれほど生きたいと願った明日。

全ての人に愛を。


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「最後だとわかっていたなら」
作・ノーマ コーネット マレック

あなたが眠りにつくのを見るのが
最後だとわかっていたら
わたしはもっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう。

あなたがドアを出て行くのを見るのが
最後だとわかっていたら・・
わたしは あなたを抱きしめて 
キスをして、そしてまたもう一度
呼び寄せて抱きしめただろう。

あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが
最後だとわかっていたら・・
わたしはその一部始終をビデオにとって
毎日繰り返し見ただろう。

あなたは言わなくても
分かってくれていたかもしれないけれど・・
最後だとわかっていたなら
一言だけでもいい・・・
「あなたを愛してる」とわたしは伝えただろう。

たしかにいつも明日はやってくる。

でも、もしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら、
わたしは 今日 どんなにあなたを
愛しているか伝えたい。


そして私達は忘れないようにしたい。

若い人にも、年老いた人にも、明日は
誰にも約束されていないのだということを。

愛する人を抱きしめるのは
今日が最後になるかもしれないことを。

明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず。

もし明日がこないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから。

微笑みや 抱擁や キスをするための 
ほんのちょっとの時間をなぜ惜しんだのかと。

忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして、してあげられなかったのかと。

だから今日・・あなたの大切な人たちを
しっかりと抱きしめましょう。

そして、その人を愛していること・・
いつでも いつまでも大切な存在だと
言うことをちゃんと伝えましょう。

「ごめんね」

「許してね」

「ありがとう」

「気にしないで」

それを伝える時間を持ちましょう。

そうすれば・・
もし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから。

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当初この詩は「9.11テロで亡くなった消防士が書き残した詩」

として話題をよびましたが、本当はアメリカに住む

ノーマ コーネットという女性が、わが子を亡くしたときに

書いたものだそうです。

$タロット占い師・クロ戌ブログ
※この記事は2011年10月に記載したブログ記事の転載です。