師走も近づいてきましたね。


今さら僕が書く事もない気もしますが

ちょっと神社参拝の簡単な作法をご紹介します。


※あくまでもこれは僕の参拝方法です。


まず参拝をする際の注意点として

何かのついでに参拝を行うべきではない。

という事を肝に免じておきましょう。


参拝後に何処か遊びに行くというのは構いません。


一日の始まりに参拝するのが大事です。

出来れば正午までに参拝は済ませるのが良いでしょう。


参拝するにあたり、気持ちを引き締める意味でも
まずは早朝から身体を洗い、最後に冷水をかぶり、
全身を清めることをおすすめします。
※風邪をひかないように注意

また参拝をする際に、だらしない格好はやめましょう。

スーツ着用とまでは言いませんが
何よりも心構えが大切だと思います。

ライダースジャケットでもミリタリーでも
自分にとって正装であればOKだと思います。


ちなみに雨上がりの参拝は
木々の息吹が感じられてお奨めです。


神社の入り口には必ず鳥居があります。

大きい場所には一の鳥居から三の鳥居まであります。

必ず一の鳥居から順にくぐりましょう。

鳥居をくぐる際には軽く一礼をします。
これを「一揖(いちゆう)」と言います。

参道を進む時は中央を進んではいけません。
参道の中央は「正中」といい、神様が通る道です。

男性は鳥居の右手、女性は左手をくぐると良い、
また左足からくぐると良いと言われています。


参拝する前に参道の脇にある手水舎(てみずや)
という場所で身を清めます。

手水舎には、水がためてあり、
柄杓(ひしゃく)が用意されてます。

一般的に以下のような作法です↓

一:右手で柄杓を取って、水を汲み、
それを左手にかけて清めます。

二:次に、左手に柄杓を持ちかえて、
右手を清めます。

三:再び柄杓を右手に持ちかえて、
左の手のひらに水を受け、その水で口をすすぎます。
  ※柄杓に直接、口をつけないこと。 

四:すすぎ終わったら、水をもう一度
左手にかけて清めます。

五:使った柄杓を立てて、柄の部分に
水を伝わらせるようにして清め、
柄杓を元の位置に戻します。


本殿についたらまず、一揖します。

次に、鈴があれば力強く鳴らしましょう。
神様に自分が来たことを知らせるためです。

今度は、お賽銭です。
お賽銭を投げずに静かに入れましょう。

お賽銭の額が願いに比例することはありません。

お賽銭というものは神社への寄付です。

ですから
「いつまでも綺麗な神社でありますように」と
願いながらお賽銭を入れてください。


そして、「二礼二拍手一礼」を行います。

「二礼」は神前に向かって
二回深くおじぎをしましょう。

「二拍手」 両手をのばして
手のひらを合わせて、
右手を少し後ろへ下げます。
肩幅ほどに両手を開いて、柏手を2回打ちます。
再び、両手をあわせて揃え
祈念をこめてから手を下ろします。


<例>
おはようございます。
東京都世田谷区北沢○○在住の○○(←名前)
干支は○○です。

この際、物質的な願いを言うのではなく
「災いからお守りください。」
「お力をお貸しください。」
などと伝えることが大切です。

神に願うのではなく
自分に誓いを立てるイメージです。

2回目以降の参拝では
「いつもお守り頂きありがとうございます。」と
日ごろの感謝の礼を忘れずにお伝えしましょう。

最後に「一礼」で再び深くおじぎをします。

丁寧な作法では
「一揖二礼二拍手一礼一揖」となっています。
(上記に加えて最初と最後に一回ずつ浅いおじぎをします)

参拝後、鳥居を出てから軽く一礼をして帰りましょう。


ちなみに、この参拝の仕方は一般的なもので、
神社によっては作法が異なる場合があります。
※出雲大社などは、「二礼四拍手一礼」。

また、拍手をうつのは神様を呼ぶためではなく、
自分が何の下心もないことを
神様に証明するためのものと言われています。

以上がクロ戌の参拝方法です。


僕はこれで必ず毎回、参拝後は
体がとても軽くなります。

悪いものを全て浄化して
頂いていると感じています。


皆さんも是非一度、この作法を覚えて
参拝してみては如何でしょう?


$タロット占い師・クロ戌ブログ
※このブログは2011年11月に記載した記事の転載です。

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