ここ一ヶ月

いや、ちがう。


正確には一学期中から徐々にだった。


次男の担任の先生からの

私への攻撃が強くなり


25日の二学期終業式を前に

私は限界をむかえた。



カリスマ先生。


不器用なとこあるけど

こどもに対する愛と

ズルいことを絶対に許さない正義感


がんばりやなところ

時々かわいいところ


等々

いいところを挙げると

冗談抜きで100を超える。



だけど

あまりにも、だった。


この1ヶ月間は

特に、あまりにも……だった。



二学期だけで


授業をつぶして

私にまるっとひとコマ(更に中休みまでぶち抜くことも)

先生からのお説教…ということが

2回。


授業の1部がつぶれたことをカウントすると

結構な数になる。



それも

本当に私だけが悪いなら

わかるけど



先生がクラスの子約30人みるなかで

どうしても、先生が次男のフォローに

手が回らない時に

私がフォローしたことが、


「母離れに繋がらない」


と、怒られるパターンばかりだった。





ずっと、耐えてきた。





言い返してしまったら


………クラスの子が

私の言い返してしているのを聞いたら



このクラスの1番の強者は

先生じゃなくなってしまう。




学校の主役は子どもたちだから

その子どもたちに

混乱を招く行動は

あってはならない。


と。


怒られるまま

ずっとごめんなさいと繰り返して



先月末からくらいかな。


廊下から教室の様子を見ながら

涙が止まらない日が

続いていた。





私が現役小学生で


先生からこの頻度で

(もはや)理不尽に


怒られ続けていたら



とっくに不登校だった。




でも、付き添い親の私が

学校行かなくなると

1番こわい影響でるのは


命より大切な我が息子。



だから

逃げられない。


でも、この期に及んで

「学校の主役は子ども」と。

私のプライドが許さなくて


先生に

「先生の力が足りないから、私がフォローしているんでしょうが!!!」

「それは、次男に限ったことじゃなくて、次男のクラスメイトに関してもずっとそう!!!」


「自分の力量不足を棚に上げて、(子を質に取られて)強く言い返せない立場の保護者を、いじめるな!!!」


………なんて、言えなかった。


そしたらどうなったか。

はたからみたら、モラハラの域。



もし、このことを客観的に

「ママ友から相談された」

ってなったら……


「それは、即刻、管理職の先生に相談すべき」

と、言うと思う。



★★★


「段々、親子、離れましょう」

7月から徐々に、付き添いコマ数減らしてきて


1日フル

→給食まで

→1日3コマプラス朝の会、昼休みあけ、帰りの会


減らせば減らしただけ

次男の「自信をつけていくスピード」の低下を感じた。


目標

三学期からは

1日ふたこま、ひとこま、ゼロ。


…………絶対無理。



今、私に向いてる

先生の不機嫌ベクトルが


息子に向いたら


息子の心が、死ぬ。



大事に守ってきた

息子の心が、殺される。



そして、かつて

私が周りの大人から

守ってもらえなかった心が


固く閉じて壊れていって、



発達障害に加えた

二次障害だらけの大人になって


七転八倒

不便な人生を


息子もおくらなければいけないと想像するだけで



言葉を


選ばずに言うと






シ ニ タ ク ナ ル 。







………ということで

金曜日の夕方


学校に電話した



もう我慢の限界だと。



先生は

ここ最近

毎回そうであるように


はじめは

電話越しからでもわかる


「はぁ…」とか

面倒くさそうな返事を

していた


けれど

胸がギュウギュウ痛くなりながら


必死で、必死で

言葉をひねりだして




「先生が

次男のフォローができていないなら

私が、やっているんです


29人見てて

手が回らないだろうから

自閉症独特の対応まで先生には

ぜんぶがぜんぶ、お任せはできない。」


※これ以上は言えなかったですが、

本音を言うと、先生のキャパでは、次男の自閉症独特の対応までは無理だと私が判断してています。



「先生は

次男の気持ちを、ひろえていないです」


「主人は、先生が私に甘えていると言っています。

でも、先生は忙しいから、大変だから

私はそれを、言わないでいたんです」



「4月から、ずっと、

こっちの勝手な配慮ですが


教室で1番強い立場は

先生でなければいけないって

思っています


だから、何を言われても

少なくともその場では

言い返さないでいるんです」


「次男が、自分の気持ちや意見を言えない大人にしたくないです」


「発達に偏りがある次男は、自分の気持ちや意見を上手に引き出して、できたらすごくほめてあげないと、…定型発達の子には不必要なことまでしないと

……だめなんです」



電話の時間は70分くらい。

言葉を吐き続けました。




ここからはね、

電話で、言葉にできなかった。


※連絡帳に書いて出します




次男は私と

似たような脳のつくりをもっています。



気持ちや意見を

心にしまいこむクセがついた大人が

行き着く先のひとつとして


私みたいな

「なにされても許されそうな大人」


として

傷つけてくる人が寄ってくる


または


近くにいるひとの中から

「このひとなら大事にしなくても平気」


という部分を

引き出して……引きよせてしまう。




先生、わかったでしょ?

自分で、わかったでしょ?


「お母様は、優しいから、なんでも許してくれそう

……って、こどもたち(次男のクラスメイト)、思っていると思いますよ」



って言っていたよね。

まだ半袖着てるくらい暑い季節のとき。



あれさ…

先生自身が、思っていたんでしょ。


「コミュさんには、なにしても許してくれそう」




あの。


なにしてもいい人間が

いるわけないでしょ。



ただ。



いやだ、やめろ

って、言えない。


自分を守る能力が低くて

我慢の経験ばかり重ねて


限界まで我慢してしまう

自分を傷つけることばかり、得意な人間は、いる。




次男を、こんな



私みたいな大人に、

したくないんだよ。



でも

私と似た、脳をもってうまれた時点で

すでにリーチがかかってるんだよ。



ただ、次男は本当にラッキーなんだよ。

私のもとにうまれて、ラッキーなんだよ。


人生かけて幼少期から

大失敗してきて

苦しい人生おくっている親のもとに

うまれたから


親を信じてくれる限り

全力で回避できるんだよ。




それから

担任の先生自身が

私を大きく傷つけてきた

この数ヶ月が、


そのまま

「傷つけてもイイように見える大人の存在」

を、まるっと証明するところまでいった。


奇しくも。



「傷つけてもイイように見える大人」

「傷つけられても、言い返せない子ども」

から、できあがる。



母にラケットで叩かれて、実家の壁が血に染まり

父に助けを求めても「母の機嫌くらいとれ」と、平日も休日もふらっとどこか言ってしまう父。

学校は学校で、先生は放任主義。


クラスメイトには

(アトピーで全身肌荒れがあったので)

「コミュ菌」

って呼ばれていて


掃除のときは、私の机だけ誰もさわりたがらず


「コミュちゃんは人間じゃないから」

と、トイレも使わせてもらえず。


トイレ我慢の限界で


通学路の駐車場で

野ションさせられたときの


同級生の

征服欲が満たされたような

ニタニタした笑いは


今も頭に張り付いたまんま。



転ばされて

口いっぱいにひろがった

校庭の砂の味。


閉じ込められた

男子便所のにおい


破れた防災頭巾袋


小学生の頃の思い出は

ろくなもんじゃない。



から

我が息子たちには


「小学校?どんなだったか忘れちゃった」

「あのころはバカやって、楽しかったかも」


くらい、過ぎてしまえばカラッとした思い出になるような小学校生活をおくってもらいたい。




さぁ、ここから

どんでん返しだ。



もはや、私の

2回目の小学校生活の

やりなおしだ!!


みてな。先生



私は先生の眼の前で


「傷つけてもイイようにみえる大人」を

卒業する!!!!