映画にも毎回登場する帝釈天の参道沿い、
その少し駅寄りにある草だんごの老舗『高木屋』。

映画で寅次郎のおいちゃん、おばちゃんが経営する
だんご屋のモデルとされているお店です。
参道をはさんで販売用の店と喫茶用の2店舗あります。
喫茶店では団子の他に、おでん、くず餅、ところてんなども
食べられます。

今回はみたらしと桜餅もあわせて購入。
みたらしと桜餅は普通かな。やっぱり草だんごは美味しい。
餡は甘過ぎず、米はコシヒカリ、よもぎは筑波産、
小豆は十勝産というこだわり。

草だんご屋さんはたくさんあるのでいろいろ食べ比べて
みるのもいいかも。
昼食は有名な『川千家』さん。

柴又で、鰻(うなぎ)・鯉(こい)・川魚といえばこちらです。
250年の歴史をもち現在は10代目だそうです。
だんご食べ過ぎてお腹はやや膨れがち。
松竹梅の違いは単純に大きさとのことなので梅で。
娘は天重です。

うなぎといえば蒲焼きですが

関東と関西で料理法が違います。
関東では背開き→白焼き→蒸す→タレをつけて焼きます。
淡白でやわらかい慣れ親しんだ味です。
関西では腹開き→素焼き→タレをつけて焼くそうです。
関西のは1回しか食べたことありませんが
パリッと香ばしくてあれはあれでアリでした。
うなぎの名前の由来は「う」が長くなった形に似ているから
っていうのは間違いだそうで
うなぎの胸のところが黄色っぽいから、「胸黄(むなぎ)」が
「うなぎ」に転化したものが正解だそうです。
「蒲焼き」というのはもともと、うなぎを縦に串刺しにして
丸焼きにしていた形が蒲の穂に似ていたからだそうです。
歴史のある街や店は歩いてるだけで勉強になりますな。