「 怒り 」  吉田 修一 | がおがおのブログ

がおがおのブログ

グルメ・銀座・本を中心に書いてます。
他にも日々感じたこと、体験したこと、妄想したことなどなど。。。

ちょっとバタバタしているのでペタお返しできませんので
しばらくペタご遠慮します。

殺人現場には、血文字「怒」が残されていた。
事件から1年後の夏、物語は始まる。




殺人事件から1年後の夏。

房総の漁港で暮らす洋平・愛子親子の前に田代が現われ、
大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い、
母と沖縄の離 島へ引っ越した女子高生・泉は田中と知り合う。

房総半島、新宿、沖縄。
3組の家族の前に現れた前歴不詳の男……。
惨殺現場に残された「怒」の血文字。

愛子は田代から秘密を打ち明けられ、
疑いを持った優馬の前から直人が消え、
泉は田中が暮らす無人島である発見をする―。

整形をして逃亡を続ける犯人・山神一 也はどこにいるのか?

『悪人』から7年、衝撃のラストまで一気に読ませる、
吉田修一の新たなる代表作!


こういう構成というか書き方もあるんだな。
かなり好き。秀逸です。