「 友罪 」  薬丸 岳 | がおがおのブログ

がおがおのブログ

グルメ・銀座・本を中心に書いてます。
他にも日々感じたこと、体験したこと、妄想したことなどなど。。。

ちょっとバタバタしているのでペタお返しできませんので
しばらくペタご遠慮します。

―過去に重大犯罪を犯した人間が、
会社の同僚だとわかったら?―

ミステリ界の若手旗手である薬丸岳が、
児童連続殺傷事件に着想を得て、凶悪少年犯罪の
「その後」を描いた傑作長編!



ジャーナリストを志して夢破れ、製作所に住み込みで
働くことになった益田純一。

同僚の鈴木秀人は無口で陰気、どことなく影があって
職場で好かれていない。

しかし、益田は鈴木と同期入社のよしみもあって、
少しずつ打ち解け合っていく。


事務員の藤沢美代子は、職場で起きたある事件について
かばってもらったこと をきっかけに、鈴木に好意を抱いている。

益田はある日、元恋人のアナウンサー・清美から
「13年前におきた黒蛇神事件について、話を聞かせてほしい」
と連絡を受ける。

13年前の残虐な少年犯罪について調べを進めるうち、
連続児童殺傷で日本中を震え上がらせた「黒蛇神事件」の犯人が
実は同僚の鈴木なのではないか?と疑念を抱きはじめる・・・・・・


あなたは“その過去”を知っても友達でいられますか?
少年犯罪のその後を描いた、著者渾身の長編小説。