「闇夜」

前作まで行方不明だった娘・綾奈と
悲劇の再会からふたたび酒浸りの生活に戻り、
無断欠勤を続けていた高城。
失踪した七歳の少女の捜索に引きずり出されるが、
少女は絞殺体で見つかり、事件の担当は失踪課から
捜査一課に移ってしまう。
娘を失った両親に自身を重ねた高城は
犯人を捜し出すことを誓い、わずかな証言を元に
執念の捜査を続けるが…。
続けて、第10弾。
「献心」

綾奈の死の真相を知る―
決意した高城に長野が目撃者情報を持ち込む。
十数年を経て得られた新しい証言。
しかし会社員だというその男は一転証言を曖昧にした上で、
弁護士を通じて抗議をしてくる強硬さだった。
不可解な態度を不審に思いつつ、
地道に当時の状況を洗い直す高城は、
綾奈の同級生母子を追って一路東北へ向かう。
一応このシリーズの区切りが付いた感じです。
終わり方としては、う~ん・・・という感じですが
ひとつひとつの作品には満足してます。
沢村一樹さん主演でドラマ化もされてます。見てないけど。
タイトルは「警視庁失踪人捜査課」だったと思う。
ちなみにシリーズ全作品名は以下です。
蝕罪
相剋
邂逅
漂泊
裂壊
波紋
遮断
牽制
闇夜