和の奥行き  瓢喜 銀座三丁目店 | がおがおのブログ

がおがおのブログ

グルメ・銀座・本を中心に書いてます。
他にも日々感じたこと、体験したこと、妄想したことなどなど。。。

ちょっとバタバタしているのでペタお返しできませんので
しばらくペタご遠慮します。

フードアナリスト協会のブロガーイベントに応募。
こちらのお店での食事に当選しました。

こういうの当たるの初めてかも。


従妹と銀座で待ち合わせ。

開口一番「太ったね」と言われ気分を害したが
事実なので特に言い返すことも出来ず。
食事前にそんなこと言わなくてもいいじゃんねえ。


上質な和の香り漂うエントランス。地下に降ります。
丁寧に迎えられお部屋へ。そう、こちら全席個室です。


瓢斗という10,000円のコースです。


この日は猛暑日。まずは生ビールで乾杯。



豪華な前菜。
鬼灯とまと 焼茄子胡麻酢和え 夏鴨ロース煮
アスパラ諸味噌 穴子八幡巻 玉蜀黍豆腐


見事なまでの旬づくし。
夏の味覚がこれでもかってぐらい詰まってます。

敷き詰めた氷の上にガラスや竹の器、朝顔など演出も見事。
鬼灯に見立てたトマトも可愛らしい。


お造りは鱧落としと鯒の薄造り。


今年初の鱧。牡丹のような見た目と独特な食感です。
梅肉でさっぱり。京料理ならではですね。

鯒もこれまたふぐに劣らぬコリコリ感。薄造りが合います。


大好きな黒龍。



こちらの名物料理しゃぶしゃぶは出汁しゃぶという独自のスタイル。


京懐石で欠かせないお出汁を試行錯誤の末、
進化させたこだわりのお出汁だそうです。


白金豚のロースとバラ肉。
やわらかくてまろやかな白金豚と
これまたまろやかなお出汁が合います。



赤唐辛子を使った柚子胡椒は絶妙な辛味。




びっくりしたのが白葱の美味しさ。
出汁の薬味としてお肉にたっぷりと絡めます。
白葱お替りしたのは初めて。



野菜も充実。
九条葱、湯葉、エリンギ、椎茸、たもぎ茸、葛きり、
法蓮草、レタス、豆腐、粟麩、鶏団子



食事はご飯物、京そば、京うどんから選べます。
従妹はてまり寿司、私は京うどんで。

てまり寿司は彩りもよくカワイイです。こちらも旬がたっぷり。


鱧、茗荷、茄子、サーモン、生蛸。



こちらのお鍋に合うようにつくられているうどんは
コシが強くこれまた美味。稲庭に近いかな。


青竹酒いただきました。
本物の竹を使っているので雰囲気あります。



手抜きしてるところがひとつもない。

接客も隙が無く丁寧。
説明もしっかりしているし常に気配りしてくれてる印象。

個室っていろいろタイミング難しいと思うけど完璧でした。


土佐酢ゼリー掛けはこれまた涼しげな一品。
ここでも冬瓜や南瓜、オクラなど夏の味覚満載。



鮑もしっかり入ってます。



デザートのフルーツや柚子ソルベ





ご馳走を前にセーブする気もなかったけど完食。
満足感はあるけどヘルシーなのでもたれ感は全くなし。

和食は無形文化遺産に登録されましたが、
本当に奥が深いです。そしてまだまだ進化してるんですね。


最後は店の外までお見送りしていただきました。


貴重な体験をさせていただきました。
ごちそうさまでした。