「震度0」  横山 秀夫 | がおがおのブログ

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ちょっとバタバタしているのでペタお返しできませんので
しばらくペタご遠慮します。

阪神大震災の朝、N県警本部警務課長の
不破義人が姿を消した。

県警の内部事情に通じ、人望も厚い不破が、
なぜいなくなったのか?

キャリア、準キャリア、叩き上げ、
それぞれの県警幹部たちの思惑が、複雑に交錯する…。

組織の本質を鋭くえぐる長編警察小説。





読ませる力はさすがですが
題材がやや地味なせいか賛否ある作品。


「情報は、時として魔物と化す。
 この小説の主人公は“情報”かもしれない。」 

という著者からのメッセージがありますが
らしいといえばらしい作品。

キライじゃないけどやや盛り上がりに欠けるかな。
まあ「クライマーズ・ハイ」や「第三の時効」、
「64-ロクヨン-」といった作品と比べちゃうとね。。。