好きな作家を聞かれれば三本の指に入る横山秀夫の 渾身の一作。超A級の警察ミステリー小説です。 早くも今春NHKで連続ドラマ化(主演:ピエール瀧) 2016年に映画化(主演:佐藤浩市)が決定。 警察小説に新しい風を起こした同作家の濃密な作品。 「週刊文春ミステリーベスト10」及び 「このミステリーがすごい!」で第1位に。 また、第10回本屋大賞及び『ミステリが読みたい!』で第2位、 『ダ・ヴィンチ』2013年7月号で発表された 「2013年上半期 BOOK OF THE YEAR」でも第1位となった。昭和64年に起きたD県警史上最悪の誘拐殺害事件を巡り、 刑事部と警務部が全面戦争に突入。 広報・三上は己の真を問われる。究極の警察小説! 警察職員二十六万人、それぞれに持ち場があります。 刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事です。 神の手は持っていない。それでも誇りは持っている。 一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、 こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。 D県警は最大の危機に瀕する。 警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。 絶対おススメです。