「ケルベロスの肖像」  海堂 尊 | がおがおのブログ

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『このミステリーがすごい』大賞を受賞した
『チーム・バチスタの栄光』 から続く『田口・白鳥シリーズ』の第6作にして最終作。



チーム・バチスタの栄光 ナイチンゲールの沈黙 ジェネラル・ルージュの凱旋 イノセント・ゲリラの祝祭 アリアドネの弾丸 ケルベロスの肖像 上記6作品に加え、『螺鈿迷宮』から主人公・天馬大吉が、 作者が「バブル三部作」と形容する『ブラックペアン1988』 『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』から語られる 高階の贖罪が登場するなど、 作品の中で明かされてきた過去と現在の東城大の因縁が 集束されていく構成となっている。 Aiセンター稼働を巡る司法と医療の対立が表層化した
東城大学医学部付属病院を襲った未曾有の危機
「アリアドネ・インシデント」から一月後の7月。 不定愁訴外来責任者の田口は高階病院長から、 先方の依頼で院長宛に送られた
「八の月、東城大とケルベロスの塔を破壊する」 と綴られた脅迫状の調査協力を依頼される。 しかも、田口に協力を要請した先方とは高階に
この件の相談を受けていた白鳥の部下・姫宮香織だった。 姫宮からこの脅迫状が、桜宮市の医療の闇の領域を背負いつつ 2年前に紅蓮の炎に包まれた碧翠院桜宮病院の
生き残りが絡んでいると聞かされた田口は、
生き残りの特定調査に乗り出すことに。 そして同時に田口は建築が済んだAiセンター稼働に向け、 アリアドネ・インシデントで停滞した
エーアイセンター運営会議の再開を進めていく。 運営会議はアンチAi派の思惑も取り込みつつも着々と
稼働に向けて進行し、ついに稼働にまで漕ぎ着けていった。

しかし、脅迫状が指し示す来る 八月のシンポジウムの日、東城大を奈落の危機に突き落とす 事態が発生する。 今までの登場人物が盛り沢山なのはいいけど、
そのせいでキャラが立ってない。 全員が中途半端になってしまっていると感じるのは私だけか。 ドラマ、映画もヒットしてるみたいだけど、 あまりにもイメージと違ったので見てません。 医師である作者にしか書けない作品だと思います。 現在、
独立行政法人放射線医学総合研究所・重粒子医科学センター・ Ai情報研究推進室室長 という肩書きをお持ちだそうです。

・・・なげえ。