骨太な作品です。
この作家さん、好きです。
ちょい疲れますが。
2012年「このミステリーがすごい!」 1位
「週刊文春ミステリーベスト10」 1位
第2回山田風太郎賞受賞
第65回日本推理作家協会賞受賞
急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。
それがすべての発端だった。
創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、
その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。
ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。
同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、
難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、
ある極秘の依頼を引き受けた。
暗殺任務と思しき詳細不明
の作戦。事前に明かされたのは、
「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。
イエーガーは暗殺チームの一員となり、
戦争状態にあるコンゴのジャング
ル地帯に潜入するが……。
父の遺志を継ぐ大学院生と、一人息子のために戦い続ける傭兵。
交わるはずのない二人の人生が交錯する時、驚愕の事実が明らかに。
それは、アメリカの情報機関が察知した、人類絶滅の危機――
スケールの大きな作品です。
とても映像化は難しいでしょう。
薬に関する専門的なところは3分の1も理解できなかった(苦笑)
それなりにわかりやすくはなっているんでしょうが。。。
それを差し引いても面白い作品です。