「シャトゥーン ヒグマの森」 増田 俊成 | がおがおのブログ

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2007年 2月宝島社 から刊行された増田俊也長編 小説
第5回『このミステリーがすごい!』大賞 優秀賞を受賞。

日本では珍しいアニマルパニック小説。

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選考会でも評価が分かれたが、読者の間でも残酷描写等を
評価する層と否定する層に分かれている。

舞台は日本最北の樹海が広がる北海道大学 の手塩研究林。


そこに勤める鳥類学者の元で年末年始を過ごそうと、

彼の親族や学者仲間達が集まっていた。


そこへ、ヒグマに襲われた密猟者が逃げ込んで来るが、

車は 横転してしまい動かず、電話も通じない。


小屋に集った人々は完全に孤立してしまう中、

体重350kgを超す巨大なヒグマ「シャトゥーン ギンコ」が迫る。


小屋は次第に破壊され、
1人、ま た1人と目の前で仲間たちがヒグマに食われていく。


残った者たちは必死に脱出を試みるが、猛吹雪に見舞われ、

電話も通じない孤立無援の状況下から抜け出すことはできるのか。。。


マイナス40度の中で執拗に追ってくるヒグマ との戦い。


ヒグマ、怖い。