モンゴルオペラバレー劇場



ウランバートルの中心、スフバートル広場の東側に建つオペラ劇場は、週末、夜になるとモンゴルのセレブ達が集う社交場になっています。
ヨーロッパの地方都市のオペラ座を想わせるこの劇場は、オーケストラピットを備えた本格的建築物です。
このオペラ劇場は、オペラとバレエ公演の専用劇場です。ラ・ボエームやマダム・バタフライを始めとするヨーロッパオペラのほか、チンギス・ハーンを題材にしたモンゴルオペラも上演されています。
また、バレエはソビエト流の本格的なもので、白鳥の湖やジゼルなどチャイコフスキー作品他が数多く上演されています。
さて、オペラ劇場がモンゴルのセレブ達の社交場なら、ここ国立ドラマ劇場はウランバートル市民の娯楽と外国人観光客向けの劇場と言えるでしょう。
日本の援助によって音響施設が刷新されたこの劇場では、モンゴルの民族音楽や演劇などが上演されています。写真はモンゴルの民族楽器オーケストラです。演奏曲目は、伝統的民謡からサラサーテのチゴイネルワイゼンまで、誰もが楽しめる内容です。