モンゴルの祝日

1月1日:新年

新年は若い人たちが楽しみに待っている一番賑やかなお祭りです。モンゴルではクリスマスはお祝しませんが1225日から街中、新年を祝う雰囲気が盛り上がってきます。会社や公共機関などは前もって新年パーティーを行います。1231日には家族で、夜の12時にテレビで大統領が国民に向けてお礼の言葉を言うのを聞き、終わるとシャンパンを開けて乾杯します。また、スフバ-トル広場では人々が集まって花火を打ち上げ、歌い踊ったりして大変賑やかに新しい年の幕開けを祝います。

2月初旬:ツァガーンサル
/お正月/

ツァガン=白い、サル=月が語源。毎年2月の初旬にある(日にちは毎年違う)大切な年中行事。欠かせないのがごちそうで、「ボーズ」という肉饅頭と「ヘヴィン・ボーブ」という揚げ物の菓子、「オーツ」という羊一頭をまるごと煮たものが代表。晴れ着を着た年始回りの客を大切にもてなし、春の到来を祝う。

3月8日:女性の日

38日は女性の日です。この日は国際的(特に社会主義諸国)に女性の権利を守るための日です。近年は女性たち(お母さん、お祖母さん、お姉さん、娘、奥さん、ガールフレンド)の仕事を手伝ったりプレゼントをあげたりするようになりました。この日はお父さんが料理を作ったり子供たちが掃除をしたりします。プレゼントは主にバラのお花です。

6月1日:子供の日

6月1日は子供の日です。この日は両親が子供を連れて遊園地などの子供の好きな所へ行って出来るだけ喜ばせます。また、両親が働いている会社と公共機関から子供にお菓子を上げます。

7月11日:革命記念日

7月11日は民族革命が勝利した日です。全国的に3日間休みます。メインイベントはナ-ダム祭です。中央スタジアムで民族演奏とパレ-ドをやったり大統領が祝辞を述べたり、モンゴル相撲、弓射、競馬をします。ナ-ダム祭は夏季観光シ-ズンと重なるので外国のプレスが多く取材に来ます。

ナ-ダム祭のとき田舎の人々は首都でのナ-ダム祭をどうお祝いするのを見に来るけど、首都の出身は逆に田舎へ自然を求め休暇に行きます。

11日の夜に礼式の花火をしたりスフバ-トル広場に人々が集まってコンサ-トを聞いたりして盛り上がります。

1212日 憲法記念日