カラコルム
ウラーンバートルからカラコルムへ行く途中でハンガイ、田、大草原、砂丘、色々な動物、鳥、植物をごらんいただけます。
カラコルムは昔、モンゴル帝国首都でしたが、ウラーンバートルから365km離れた所です。
歴史
チンギス・ハーン
が大西征の兵站基地をこの地に造営し、第2代大ハーン
であるオゴデイ
が1235年
に宮殿・城壁を築いてモンゴル帝国
の首都に定めた。オゴデイの時代にジャムチ(駅伝制)が整備され、モンゴル帝国各地との結びつきが強められた。
第5代大ハーンであるクビライ
が首都を大都
に定めた後もモンゴル
本土の拠点都市として重んじられる。明
を建国した朱元璋
による北伐
を受け、モンゴル族が北方に追われた後は北元
の首都となった。
カラコルム都城跡、エルデニ・ズー寺院周壁外のモンゴル時代の亀趺
16世紀末、チベット仏教
の寺院エルデニ・ズー建設の資材調達のためカラコルムは荒廃した。その後、しばらく歴史上から姿を消すが、19世紀末にロシア
の研究者が遺跡を発見し研究が進められた。20世紀末には日本
とモンゴルの共同調査が行われている。