カラコルム

ウラーンバートルからカラコルムへ行く途中でハンガイ、田、大草原、砂丘、色々な動物、鳥、植物をごらんいただけます。
カラコルムは昔、モンゴル帝国首都でしたが、ウラーンバートルから365km離れた所です。

「エルデネ・ゾー」は1586年、アブタイ・サイン・ハンの意見でカラコルム市の廃虚の上に建てられたモンゴルの初めての仏教寺院でした。ここは1944年から国家特別保護遺跡として保護されています。「エルデネ・ゾー」の4方は同じように420メートル長の城壁で、各方で25建て、各四角で二つ、全部で108仏塔が建てられてあります。現在は博物館として活動しています。「エルデネ・ゾー」やカラコルム市の廃虚を国連教育科学文化機構は1996年に世界文化遺産に決定しました。お客様の方はカラコルムを見ながら「ウラーン・ツタガラン滝」と「モゴイトの45-70度温泉」と「エルセン・タサルハイ」「ウブグン・ヒード」などを訪問できます。

歴史 

チンギス・ハーン が大西征の兵站基地をこの地に造営し、第2大ハーン であるオゴデイ 1235 に宮殿・城壁を築いてモンゴル帝国 の首都に定めた。オゴデイの時代にジャムチ(駅伝制)が整備され、モンゴル帝国各地との結びつきが強められた。

5代大ハーンであるクビライ が首都を大都 に定めた後もモンゴル 本土の拠点都市として重んじられる。 を建国した朱元璋 による北伐 を受け、モンゴル族が北方に追われた後は北元 の首都となった。

カラコルム都城跡、エルデニ・ズー寺院周壁外のモンゴル時代の亀趺

16世紀末、チベット仏教 の寺院エルデニ・ズー建設の資材調達のためカラコルムは荒廃した。その後、しばらく歴史上から姿を消すが、19世紀末にロシア の研究者が遺跡を発見し研究が進められた。20世紀末には日本 とモンゴルの共同調査が行われている。